ポケモンカードはどんどん新しいシリーズが登場します。
その中でも強力なカードとされる「V・VMAX・VSTAR」と「ex」は一体デッキに何枚まで入れることができるのか知っているでしょうか。
この記事では、「V・VMAX・VSTAR」と「ex」をデッキに入れられる枚数をお伝えします。
ポケモンカードの「V・VMAX・VSTAR」とは?
ポケモンカードには様々な種類があり、カードによって特徴や特性は異なります。ここでは、「V・VMAX・VSTAR」について、それぞれ解説していきます。
まず、「Vシリーズ」全般の特徴を見ていきます。
・HPが高い
・ワザのレベルが高い
・きぜつ時にサイドカードを多くとられる
V
Vは、「たねポケモン」に当たり、「VMAX」や「VSTAR」に進化する前のポケモンです。
進化しないポケモンも中にはいます。Vポケモンの特徴は以下の通りです。
・「たねポケモン」である
・HPが200前後ある
・きぜつ時にサイドカードを2枚とられる
VMAX
VMAXは、Vから進化したポケモンです。Vよりもワザの力が増して、HPも高くなっています。
VMAXポケモンの特徴は以下の通りです。
・強いワザや特性を持つポケモンが多い
・HPが300以上である
・きぜつ時にサイドカードを3枚とられる
VSTAR
VやVMAXとは違い、「VSTARパワー」という力をもっています。レギュレーションがFなので、公式大会でも使用できます。
VSTARポケモンの特徴は以下の通りです。
・「VSTARパワー」を持っている(バトル中に一回だけ使用できる)
・HPは200後半が多い
・きぜつ時にサイドカードを2枚とられる
ポケモンカードの「ex」とは?
ポケモンカードの「ex」は、「V・VMAX・VSTAR」よりも後に登場しており、2023年の1月「バイオレットex・スカーレットex」以降に実装されています。
上記で解説した「V・VMAX・VSTAR」と似ており、特徴は以下の通りです。
・強いワザや特性を持つポケモンが多い
・HPは200~300が多い
・きぜつ時にサイドカードを2枚とられる
ただし、1つ異なる点があります。
それは「たねポケモン」だけでなく、「1進化ポケモン」や「2進化ポケモン」としても登場することです。
「2進化ポケモンex」はHPも高く、ワザも強力なポケモンが多いです。
ポケモンカードの「VMAXとVSTAR」の違い
ポケモンカードの「VMAXとVSTAR」は、どちらもVから進化するカードですが、様々な違いがあります。ここでは、特にややこしい2種類の違いについて解説していきます。
まずは、主な違いについて表にまとめます。
項目 | VMAX | VSTAR |
---|---|---|
進化 | Vからの進化 | Vからの進化 |
レギュレーション | D・E | F |
とられるサイドカード | 3枚 | 2枚 |
HP | 300~340 | 250~280 |
バトル使用回数 | 無制限 | 1回 |
ダメージの上限 | 無 | 無 |
マーカーの有無 | 有(VSTARマーカー) | 無 |
特別なパワー | 有(VSTARパワー) | 無 |
ルールありポケモン | 有 | 有 |
※ポケモンカードゲーム ソード&シールドより
ここからは、特に重要な違いを3つに絞って解説します。
レギュレーション
「VMAX」は、2021年12月にポケモンカードゲーム ソード&シールド ハイクラスパック 「VMAXクライマックス」 で登場しました。レグレーションは「D・E」です。
「VSTAR」は、2022年1月にポケモンカードゲーム ソード&シールド 拡張パック「スターバース」で登場しました。レグレーションは「F」です。
つまり、VMAXは2024年1月26日以降使用できなくなっています。そのため、VMAXデッキを組んでいる人はVSTARデッキに切り替えていく準備が必要でしょう。
サイドカードの枚数
「VMAX」と「VSTAR」の違いの2つ目は、サイドカードの枚数です。
サイドカードの枚数とは、相手のポケモンに「VMAX」もしくは「VSTAR」を倒されたときに、相手に引かれるサイドカードの枚数です。サイドカードを引く枚数が先に6枚に達したほうが勝利になるので、引かれる枚数が多いほど不利になります。
つまり、「VMAX」のほうが倒されたときの代償は大きいということです。
ただし、「VMAX」のほうがダメージやワザの効果が強力なので、「VMAX」もデッキに入れたいところではあると思うので、バランスを考えたデッキを作りましょう。
HPとダメージ
「VMAX」のHPは「300~340」、「VSTAR」のHPは250~280です。
つまり、「VMAX」のHPは「VSTAR」のHPよりも高い傾向にあります。HPは体力のことなので、バトルに勝つには重要になってきます。
また、ダメージやワザの効果に関しても、「VMAX」のほうが強力です。
そして、「VSTAR」は「VSTARパワー」をバトル中に1回しか使えないのに対して、「VMAX」はワザの効果を何度でも使用できます。
ポケモンカードの「V・VMAX・VSTAR・ex」は何枚まで入れられる?
ポケモンカードの「V・VMAX・VSTAR」「ex」についてお話してきました。ここでは、デッキに何枚まで入れることができるのかを解説していきます。
1つのデッキ(60枚)に同じカードを入れる枚数は4枚までです。30枚のハーフデッキの場合は、2枚です。
ただし、異なる名前・種類の「ポケモンV・VMAX・VSTAR・ex」の場合は、デッキの中に何種類も入れることは可能です。
例えば、以下のような場合はOKです。
・リザードンV 4枚
・リザードンVSTAR 4枚
・リザードンVMAX 4枚
・リザードンex 4枚
つまり、ポケモン名は一緒でも後につく「V」「VMAX」「VSTAR」「ex」が異なれば、各4枚まではデッキに入れることができます。
おすすめの枚数
一般的には、ポケモン「V・VMAX」の進化ラインを1種類入れることが多いです。
「V・VMAX・VSTAR」の進化ラインに関しては、「V」を3枚、「VMAX/VSTAR」を2枚がおすすめです。こうすることで、サイドカードに重要カードが行く確率を減らすことができます。
あとは、サポート重視のポケモンを各種1~2枚程度デッキに選ぶと良いでしょう。
入れすぎには注意
ポケモンの「V・VSTAR」カードは相手に「きぜつ」させられたとき、サイドカードを2枚とられます。そして、「VMAX」カードの場合は、サイドカードを3枚とられます。
ポケモンカードゲームのルールとして、サイドカードを6枚先にとったほうが勝ちなので、多くカードを取られることはデメリットになるのです。
そのため、「V・VMAX・VSTAR」をたくさんデッキに入れることは、良いことばかりではありません。
つまり、攻守のバランスや特性、他のカードとのバランスを考えてデッキを組むことが大切です。
ポケモンカードデッキの枚数制限
上記では「V・VMAX・VSTAR」の枚数制限に関してお伝えしてきました。ここでは、ポケモンカードの枚数制限についても確認していきます。
「同じカード」は4枚まで
デッキの「ポケモン」や「トレーナー」カードの枚数は、「V・VMAX・VSTAR」と同じように4枚までと公式で決まっています。
例えば、デッキのメインアタッカーにしたい場合、進化ラインを4-4で入れると良いでしょう。また、サブアタッカーとして入れる場合は、2-2のように枚数制限を行うと良いでしょう。
「基本エネルギー」は制限なし
上記でデッキに入れることができる枚数は4枚とお伝えしましたが、「基本エネルギー」カードだけは別です。
「基本エネルギー」カードは、デッキに入れる枚数に制限がありません。理由は、ポケモンがワザを使うときにエネルギーが必要だからです。
ただし、デッキを構成するにあたりバランスは重要なので、枚数制限がないからと大量に入れすぎるには注意が必要です。
「特殊エネルギー」は4枚まで
エネルギーカードは、「基本」と「特殊」カードの2種類があります。
「基本」カードは枚数制限なくデッキに入れることができるとお伝えしましたが、「特殊」カードは4枚までとなっています。
「基本」カードとごっちゃになる人もいるので、気をつけましょう。
「かがやくポケモン」は1枚まで
「かがやくポケモン」は、特殊なルールを持つポケモンなので、デッキに入れられる枚数は1枚までと制限されています。
ここで注意したいのが、同じ種類を1枚までと言うことではなく、デッキ全体で「かがやくポケモン」は1枚までと言うことです。
例えば、
・「かがやくイーブイ」1枚
・「かがやくリザードン」1枚
のように種類が異なっていても、このうちどちらかしかデッキに入れることができません。
まとめ
本記事では、ポケモンカード「V・VMAX・VSTAR」と「ex」のデッキに入れられる枚数について詳しく解説しました。
ポケモンカード「V・VMAX・VSTAR」と「ex」は1デッキにつき、各4枚まで入れることが可能です。
そのため、以下のように後につく「V」「VMAX」「VSTAR」「ex」が異なれば、各4枚まではデッキに入れることが可能です。
・リザードンV 4枚
・リザードンVSTAR 4枚
・リザードンVMAX 4枚
・リザードンex 4枚
詳細は本文で解説しているので、ポケモンカード「V・VMAX・VSTAR」と「ex」について知りたい方は参考にしてください。