こんにちは!Pです。
もうすぐ2024年も終わりを迎えるということで、年内ラストとなる今回は今年一年のポケカを振り返るまとめ記事をお届けします。
商品の発売の話だけでなく、大会の記録など個人的な振り返りも交えていきます。笑
今年はどんな一年だったでしょうか?
皆さんも一緒に振り返りをしてみましょう!
1月
前年12月のCL京都の配信内でレギュレーション変更の日程と最新弾の情報が発表され、エーススペック再登場ということで界隈はかなり盛り上がっていました。
筆者はポケカを始めてまだ2ヶ月ほどでしたが、初めてのシティリーグを控えており、強くなりたいという気持ちが強かったのでPTCGL(Pokemon Trading Card Game Live)という実在のカードでポケカの対戦ができる海外のアプリケーションを始めてひたすら練習に励んでいました。
そして迎えた初めてのシティリーグ。
使用デッキは「頂への雪道」を4枚積んだ【ロストギラティナ】で、出だしは良かったものの途中で2敗してしまい、3勝2敗の13位で予選落ちでした。
◯拡張パック「ワイルドフォース」「サイバージャッジ」発売 1/26
お目当てはエーススペックの「プライムキャッチャー」で、一箱目から出てきました。
当初は2500〜3000円ぐらいのシングル価格だったので、自引きできて安堵。
そしてこの日よりとうとうEレギュレーションがスタン落ちしました。
レギュレーション変更直前に【ブジンウーラ】を使って地元のジムバトルで初優勝しました。
レギュ落ち前に少しでも使い納めができると、もっと使えば良かった…と後悔しなくて済みますね。
好きなデッキは握れる内に握りましょう。(教訓)
2月
「ワイルドフォース」「サイバージャッジ」の発売と並行して、公認大会でファーストエントリーキャンペーンが行われていました。
その内容は店舗大会に参加し、スタンプを集めることでプロモカードをGETしよう!といったものです。
そこで配布されたのは汎用カードの「なかよしポフィン」。
当然、プロモ獲得のための参加権をめぐってジムバトルは連日大賑わいでした。
この期間中は何度も抽選に落ちてしまい、プロモをもらえず対戦もできずにトボトボと帰路についた苦い思い出があります…。
(このあたりは今後のキャンペーンでは改善されてほしいところであります。)
月末に開催されたCL福岡では、「チラチーノ」をメインアタッカーとした「マスターボール」採用の【ルギア】が優勝しました。
この数ヶ月後、「レガシーエネルギー」の登場によって【ルギア】はさらに強化されていくことになります。
スタン落ちが目前に迫る中、VSTARの快進撃はまだまだ続きます。
3月
シティリーグS3に参加するも、またしても3勝2敗の13位で予選落ちしました。
この時はまだ予選ラウンドが"全勝者が1名以下になるまで"というシステムでした。
5回戦終了時点で上位卓のID(同意の上での引き分け)により最終戦を勝っても負けてもどの道予選落ちだったので、腑に落ちない気持ちでいました。
◯拡張パック「クリムゾンヘイズ」発売 3/22
グッズで序盤から超強力な手札干渉ができる「アンフェアスタンプ」、最終盤には0エネで破格の240ダメージを出すことができる「ガチグマアカツキex」などが登場。
「テツノイバラex」もそうですが、登場した時のインパクトよりも後になってからじわじわと環境に影響を及ぼしてくるような、そんなパックでした。
4月
【リザードン】が環境上位に座する中、ミラーマッチも多発したであろうCL愛知を制したのは「ピジョットex」「ビーダル」両採用の「アンフェアスタンプ」型【リザードン】でした。
筆者の地元愛知で開催された大会でしたが、残念ながら抽選に落ちてしまったので、ジムバトルなどに【ピジョコン】を持ち込んで遊ぶなどしていました。笑
「クチート」(もしくは「カビゴン」)で縛って勝つ以外にも「ヒーローマント」をつけた「ガチグマex」を「ボタン」や「チェレンの気くばり」で使い回して相手のポケモンを倒し、サイドを取り切りを狙うこともできる柔軟なデッキでした。
こういった多彩なコントロールデッキを好んで使うのは中級者あるあるですね笑
◯拡張パック「変幻の仮面」発売 4/26
いよいよ「ドラパルトex」の登場です。
高耐久・弱点なし・ワザ優秀と完璧なスペックで、中間進化の「ドロンチ」の特性も強力。
【ロストドラパルト】や【リザドラパルト】など様々な型が出現し、瞬く間に環境を染めていきました。
それに伴い【レジドラゴ】も『ファントムダイブ』を獲得。「オーガポンみどりのめんex」を引っ提げ、環境に返り咲きました。
このパックが発売された週のシティリーグS4 にて、筆者は【カビゴンLO】を使用しベスト4に入賞しました。
初戦負けから5連勝でなんとか予選を通過。
準決勝で不利対面の【ロストギラティナ】に敗れ、優勝は逃してしまいましたが、初めてのトーナメントは良い刺激となりました。
5月
なんとCL札幌の抽選に通ったので、単身はるばる北海道へ。
CLへの参加は初です。
間違いなく【ドラパルト】が多いと予想。
直前のシティリーグで入賞していたこともあって、【カビゴンLO】を使いました。
しかし、有利な【リザドラパルト】相手に噛み合わず負けから、最後は【ロストギラティナ】にあと一歩のところまで迫るも敗北し、3勝3敗であえなく敗退。
勝利賞を目標としていたので、何も得られずに悔しい思いをしました。
この大会では、「イキリンコex」や「博士の研究」でガンガン山を掘っていく王道の【ミライドン】が優勝。
決勝戦で起きたドラマは、これからもプレイヤーの間で伝説として永く語られていくでしょう!
6月
◯拡張パック「ナイトワンダラー」発売 6/7
一線級のカードたちが登場。
ゲームエンドレベルのワザ『トライフロスト』を獲得した【レジドラゴ】が環境上位に躍り出ます。
6月末には日本最大級の大会であるJCSが開催。
シティリーグを優勝して優先権を持っていた筆者の友人が参加し、勝利賞を獲得したと聞いて、ライバルに先を歩かれる悔しさを噛み締めます。
大会結果は【ルギア】が優勝、【ライコポン】が準優勝でした。
当時はまだ採用が主流でなかった「ポケモンキャッチャー」の生み出した好ゲームに、界隈は沸き立ちました。
ここから【ライコポン】が大流行し、爆発的に増加。【ライコポン】に有利な【リザードン】、【リザードン】に有利な【ドラパルト】【レジドラゴ】、それらに有利な【ライコポン】…という三すくみが出来上がります。
そしてそれに追随するその他の環境デッキも決して引けを取らず、ますます混迷を極めるメタゲームはプレイヤーたちに雑多環境と言わしめました。
7月
◯拡張パック「ステラミラクル」発売 7/19
『カースドボム』に続いて「ブライア」を手に入れ、サイドを自在に操る術を得た【リザードン】がいよいよもって環境の頂点に。
「ゼロの大空洞」によるベンチ拡張をフルに活かした【テラパゴス】も環境入りしました。
この「変幻の仮面」→「ナイトワンダラー」→「ステラミラクル」の流れは、環境を動かすようなカードが立て続けに登場してまさしく激動の時期だったように思います。
この夏は公式が新規獲得に向けてかなり力を入れており、二度目のファーストエントリーキャンペーンが開催されました。
「なかよしポフィン」に加えて『ほうせきさがし』の「ヨルノズク」が追加され筆者は戦慄していましたが、初回のキャンペーンの時よりもほんのちょっとだけ人が少なかったように感じました。(抽選落ち1回)
8月
世界一のプレイヤーを決めるWCSが開催され、【イバラ単】や【古代バレット】などのデッキが戦果を上げました。
日本勢の大活躍も記憶に新しいですね。
筆者も世界レベルのプレイヤーから学びを得るべく配信に齧り付いていました。笑
◯スターターセット「ソウブレイズex」「ニンフィアex」発売 8/24
下旬には2種のデッキが発売され、「ソウブレイズex」と「プレシャスキャリー」が環境入りしました。
「プレシャスキャリー」は初めの方はエーススペックとしては地味なテキストから微妙寄りという評価を受けていたカードでしたが、「テツノイバラex」「ドラパルトex」の合体デッキ【イバラドラパ】や【リザードン】などに採用され、その強さが広まるにつれて徐々に価値を見直されていきました。
9月
筆者の地元で開催された自主大会に参加し、【ディアルガ】を使って3位に入賞しました。
このあたりからDPブリザードというオシャエネを集めるのにハマってしまい、それはもうなかなかの額を注ぎ込んでしまいました。
月末には昨年度のCSPの景品「おいわいファンファーレ」が届きました。
引っ越しのタイミングとぶつかり心配していましたが、なんとか無事に受け取ることができました。
今年のテーマはお祭りとオーガポンでした。
来年はどんなイラストになるか楽しみですね!
◯拡張パック「楽園ドラゴーナ」発売 9/13
このパックを用いたシールド戦が開催されることを鑑みてかはわかりませんが、全体的に収録カードのスペックは控えめ。
後に「ゼロの大空洞」による強力なギミックの支柱となる「ラティアスex」と、1進化ながら脅威のHP300を持ち、自身の特性でエネルギーを供給できるのが魅力の「ブリジュラスex」が環境入りしました。
10月
◯拡張パック「超電ブレイカー」発売 10/18
"ピカチュウのパックは環境を荒らす"…そんな噂もされていましたが、前評判ほどは環境を変えるカードは収録されませんでした。
【ミライドン】が強力なエネルギーリソースと「ミュウツーex」に代わるテラスタルのポケモンを獲得、【ロストバレット】もHPの高いVSTARや2進化exに対して『トパーズボルト』の超火力で応戦できるようになり、復権しました。
11月
迎えた新シーズン一発目、筆者はずっと使い続けてきた【カビゴンLO】でシティリーグ初優勝を成し遂げました。
これにより来年のJCSの参加権を獲得。
S1でいきなりCSP100を手に入れ、あわよくばWCSに繋がるかも…?と浮ついていました。笑
CSPによるWCS参加権獲得(上位40名)のボーダーラインはおよそ250と言われています。
まだまだシーズンの途中ですが、今年はネームドプレイヤーが数多く勝利を上げており、上位争いは激化が予想されます。
目標は身の丈にあったものを。謙虚にやっていきましょう。(教訓3)
12月
◯ハイクラスパック「テラスタルフェスex」発売 12/6
"スボミー環境"の到来です。
「ふしぎなアメ」に依存しがちだった【リザードン】の立ち位置は一気に悪くなり、たちまち首位陥落。
二番手につけていた【ドラパルト】と【サーナイト】が「スボミー」を味方につけ、環境トップになりました。
新弾発売直後にシティリーグS2を迎えた筆者は、【サーナイト】と迷ったものの結局【カビゴンLO】を選択。
手札事故が多く、波に乗れずに3勝3敗。
CSPは0ptで、苦い敗北となりました。
しかしまだ世界大会への切符を掴むチャンスは残されているので、折り返しのここから頑張りたいところです。
CL大阪では群雄割拠の環境の中、【ブリジュラスディアルガ】が優勝、【古代バレット】が準優勝。
VSTARが最後の大舞台を最高の形で飾る結果となりました。
そして来年
来年のレギュレーション「I」のカードについても、公式の動画配信などで続々と公開されています。
拡張パック「バトルパートナーズ」の発売が1/24に決定しました。
既に"Nのポケモン"、"リーリエのポケモン"といった一部の収録カードも判明しています。
来年度はジムリーダーやチャンピオン、敵キャラクターなど、ポケモントレーナーに焦点を当てたパックになるのかな?と推察します。
そして、このパックの発売日を以っていよいよレギュレーションFがスタン落ちします。
ポケモンVやかがやくポケモンを失い、今までのスタンダードの常識は覆ります。
環境はどのように移り変わっていくのか…。
これからのポケカも楽しみですね!
おわりに
という訳で、今年一年をまるっと振り返りました。
筆者としてはプレイヤーとして多くの経験値を得ることができ、かなり充実した一年になったと思います。
こうして記事を書かせていただくことも、プレイヤーとしての成長の一環と考えています。
子育ても忙しく、競技ポケカとどこまで向き合えるかはわかりませんが、時間の許す限り全力で打ち込んでいく所存です。
それでは、来年もどうぞよろしくお願いします。
良いお年を!
Writer : P