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【デッキ解説】Nのゾロアークexデッキの使い方を徹底解説!

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こんにちは!Pです。

CL2025福岡に参加された皆さん、お疲れ様でした。
二日間の激闘の末に頂点に立ったのは、第6期ポケカ四天王であるササキヒロム選手の【オーダイル】でした。
準優勝のクラシマリョウヤさんも、配信卓で見せた巧みなカード捌きがプレイヤーの間で話題になっていましたね。
どれも見応えのある白熱した試合ばかりですので、皆さんも是非ポケカ公式チャンネルのアーカイブをチェックしてみてください!

今後の日程としましては、3/14に拡張パック「熱風のアリーナ」が発売されます。
「マリィのモルペコ&オーロンゲex」と「ダイゴのダンバル&メタグロスex」の2デッキも発売され、トレーナーのポケモンたちのバリエーションもだんだんと増えてきました。

今回はその中でもシティリーグ入賞が多く、CL福岡でも活躍した【Nのゾロアーク】デッキをご紹介します!

この記事の目次
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◾️概要

◯基本戦術

ワザ『ナイトジョーカー』は、ベンチのNのポケモンのワザを自由に使うことができる。
『ひだるまキャノン』による2面取り、『パワーレイジ』によるカウンター、『イノセントフレイム』の中打点など、状況に応じてワザを使い分けて戦っていく。

「リバーサルエネルギー」をつけることで、状況によっては「Nのヒヒダルマ」自身でワザを撃ちにいけるので、カウンター気味にデッキをチューンするのも良いだろう。

悪エネルギーを採用するデッキなので「マシマシラ」を無理なく組み込むことができ、打点や耐久を補える。

◯デッキの強み

このデッキの強みは"再現性の高さ"にある。

【Nのゾロアーク】の必勝ムーブは先攻2ターン目の『ひだるまキャノン』による2面取りだが、特性『とりひき』で必要なパーツを引き込むことができることもあって成功する確率が高い。
『むずむずかふん』『エヴォリューション』を撃つために後攻を選択するデッキが増えている今、先攻2ターン目にビッグアクションを起こすことができるデッキの評価は高い。
進化元のたねポケモンを並べる【ドラパルト】や【リザードン】はもちろんのこと、「ゼロの大空洞」を採用する型であれば【ライコポン】に対しても「ホーホー」「スピンロトム」を倒して2面取りを狙うことができる。

◯環境デッキとの相性


有利不利の基準は概ね先攻2ターン目の『ひだるまキャノン』でサイドを先行し、そのまま逃げ切りできるかどうか。
性質上『パワーレイジ』で切り返せる中打点には強いが、高火力ワザに欠けるため「リザードンex」のような高耐久・高火力に対しては1体で大量にサイドを取られてしまうため不利がつく。

◯テンプレリスト

厚めに採用された各種ボールと「ゼイユ」「イキリンコex」で理想盤面を形成し、先攻2ターン目の『ひだるまキャノン』による2面取りを確実に通したい。

◾️注目カード

◯「ホップのウッウ」

Nのポケモンではないが、シティリーグの上位入賞リストに採用されていることがある。
条件付きだが1エネルギーで120ダメージとコスパが良く、『ひだるまキャノン』と合わせて210ダメージでexを倒すこともできる。
サイドを2-2-2と取られて負けがちなこのデッキにとってはサイドをずらせる貴重なアタッカーである。

◯「くさりもち」

「モモワロウex」「アンズの秘技」で毒状態にすることで「Nのゾロアークex」の打点を伸ばすことができる。
具体的には『イノセントフレイム』が210ダメージになり「キチキギスex」「オーガポンみどりのめんex」まで倒せるようになる。

◯「リバーサルエネルギー」

サイドが負けているという条件はあるものの、「Nのヒヒダルマ」で自身のワザを撃つことができる。
意外と使用機会は多く、草タイプと鋼タイプに対し弱点を突けるので、ダメージアップ系のどうぐを持たせればexも射程圏に入る。
現行のリストには2枚採用がほとんどだが、3枚目も検討できるだろう。
「Nの城」があれば逃げるエネルギーが不要なので、『ひだるまキャノン』を撃ってエネルギーが無くなったとしても再びベンチに下げることができる。

◾️優勝・入賞リスト

◯CL2025福岡 TOP16

◯シティリーグS3 ベスト4

◯シティリーグS3 優勝

◾️今後の環境

◯"後攻デッキ"の増加

「スボミー」『むずむずかふん』「ロトムV」のスタン落ち…『エヴォリューション』による盤面形成…。
様々な要因が絡んで、今日のポケカは"後攻有利"の様相を呈している。
それに伴い、相手がじゃんけんに勝ち、後手を選択するケースが増えてきた。
先攻2ターン目の『ひだるまキャノン』を狙う【Nのゾロアーク】にとってはまさしく渡りに船だ。
仮に相手の後攻1ターン目に『エヴォリューション』で2体一気に進化されたとしても、「ドロンチ」「アリゲイツ」「キルリア」など、環境に存在する中間進化にはHPが90のものも多いため問題なく対処できるだろう。

◯ベンチ狙撃に対するマーク

レギュレーションFのスタン落ちで『なみのヴェール』「マナフィ」が使えなくなったことで、『トライフロスト』『げきりゅうポンプ』といったベンチにもダメージを与えるワザの通りが格段に良くなっている。
「ワザマシン エヴォリューション」を採用できるデッキであれば『スフィアシールド』「ベラカス」を採用して対策することができるため、もしこれが主流になっていった場合、『ひだるまキャノン』が使いづらくなるシーンが増えるかもしれない。

◾️まとめ

以上で解説を終わります。

テラスタルのポケモンと「スピンロトム」「ヨルノズク」のギミックが環境に増えた関係で、様々なデッキに対して2面取りが有効になっています。
特性でどんどん山札を引くこともでき、使っていて楽しいデッキなので是非組んでみてください!

Writer : P

この記事を書いたライター

P

愛知県のポケカプレイヤー。 二児の父。たまに読み物も書いてます。

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