トレカHACK トレーディングカードを
もっと楽しく。

ポケモン

初心者でもわかる!ポケモンカードゲームの遊び方・やり方を解説

ポケモンカードを持ってはいるが、遊んだことがない人もいるでしょう。遊ぶためには、基本的な遊び方を知らないと楽しめません。

そこで、この記事では初心者でもわかるように基本的な遊び方、やり方などについてお伝えします。

この記事の目次

ポケモンカードゲームの遊び方や用語

ここでは、ポケモンカードゲームの基本的なルールや遊び方について解説します。

基本的な遊び方

以下で、遊び方を3ステップで解説します。

➀ワザを使いポケモン同士を戦わせる
➁相手ポケモンのHPを無くし気絶させて、サイドカードを1枚引く
➂サイドカードを6枚とったほうが勝利

基本的な遊び方は上記のような感じです。

バトル上に出現できるポケモンは1匹ずつで、バトルも基本的には1対1になります。相手ターンにこちらが相手の動きを封じるようなこともできないので、比較的に遊びやすいです。

勝利の条件は他にもあるので、以下で解説していきます。

勝利の条件

以下で、勝利の条件を3つ解説します。

➀自分のサイドカードを6枚先取する(上記で解説した方法)
➁相手のバトル上にポケモンが1匹もいない
➂相手の山札がなくなりカードを引けない

上記のいずれかを満たすと勝利することができます。

しかし、➂の条件は注意が必要です。相手の山札がなくなると勝利になりますが、なくなった時点で勝利が確定するわけではなく、相手のターンで山札からカードが引けなくなったら勝利になります。

つまり自分に置き換えると、自分のターンで山札からカードを引けなくなった時点で負けになるということです。

よく使用するポケカ用語

【山札】

プレイマットの山札に置いてあるデッキ。山札は、右側の相手に近い場所に位置している。

【手札】

手に持っているカード。相手に見えないように、トランプをするときと同じような持ち方になる。

【トラッシュ】

使用済みカードやバトルで負けたカードを置く場所。TCG(トレーディングカードゲーム)によりますが、墓地などと呼ばれることもある。トラッシュにカードを置くことを「トラッシュする」と言う。

【バトルポケモン】

バトル場に出ているポケモンカード。戦いはバトルポケモン同士で行う。

【ベンチポケモン】

手前のベンチに置いているポケモンカード。待機しているポケモン。

【サイド】

プレイマットの左側のスペースに置いているカード。対戦中は6枚ずつカードをサイドに置く。

ポケモンカードの種類や見方

次に、ポケモンカードの種類や見方に関して解説します。

ポケモン

バトルでよく使うカードで、左上に「たね」「1進化」「2進化」などと書いてあり、右側にはポケモンの名前が書いています。

右上に書いている数字はポケモンのHP(体力)を表しており、右側のマークがそのポケモンのタイプを表しています。

下半分に書いているのは、そのポケモンが使える「ワザ」です。その下に、弱点や抵抗力が書いています。

エネルギー

ワザを使うときに必要なエネルギーをポケモンに授けるためのカードです。右上に「エネルギー」と書かれているのがエネルギーカードです。

全部で8種類の基本エネルギー(草・炎・水・雷・超・闘・悪・鋼)があります。

また、特別な効果を持つ特殊エネルギーがあり、デッキには4枚までしか入れることができません

トレーナーズ

バトルを有利に戦うための様々な効果を持つカードです。右上に「トレーナーズ」と書かれているのが、トレーナーズカードです。

また、トレーナーズは「グッズ」「サポート」「スタジアム」の3種類の総称であります。それぞれ左上にその種類が書かれています。

「グッズ」は、自分のターンに何枚でも利用でき、使ったらトラッシュします。例えば、「ハイパーボール」や「きずぐすり」などを指します。

「サポート」は、自分のターンに1枚しか使うことができず、使ったらトラッシュします。例えば、「ボスの指令」や「キャンプファイアー」などを指します。

「スタジアム」は、自分だけでなく相手にも影響を与えるカードで、使用後もそのまま場に出しておきます。自分の番に1枚しか使えず、どちらかのプレイヤーが新しくスタジアムを場に出したら、その前に出ていたスタジアムはカードの持ち主のトラッシュに置きます。

特別なカード

ポケモンの名前の前後に「M」「かがやく」「ex」「V」「VSTAR」「VMAX」などの文字が付いているカードのことです。これらのカードは、特別なルールを持っており、「ルールを持つポケモン」と呼ばれます。

例えば、「MフシギバナEX」と「フシギバナEX」と「フシギバナ」の3種類ありますが、それぞれ別のカードとしての扱いとなります。

ポケモンカードゲームで遊ぶ前に準備するもの

ポケモンカードゲームで戦う前に準備するものがあります。以下では、解説していきます。

デッキ(60枚)

対戦するためのデッキです。

ダメカン(ダメージカウンター)

ポケモンがダメージを受けたときにポケモンに載せておきます。

これは、ワザを受ける時にダメージを覚えておくためにポケモンに載せて記録しておくためのものです。

コイン・サイコロ

コインやサイコロの使用用途は、コイントスで効果が変わるカードを判定するためのものです。

どく・やけどマーカー

ポケモンカードには、マヒ状態やねむり状態などの特殊状態があります。

ダメージカウンターと同じ様にポケモンに載せて忘れず記録するためのものです。

VSTARマーカー

ポケモンVSTARのVSTARパワーを使用したことを示すものです。1度しか使用できないので、使用後はVSTARマーカーを裏向きに変えます。

ポケモンカードゲームバトル前の流れ

ここからはポケモンカードゲームバトルの流れをお伝えします。

挨拶する

こちらは対戦前の挨拶です。「よろしくお願いします」と言って、お互いに気持ちよく始めましょう。

じゃんけんする

続いて、じゃんけんで先行か後攻か決めます。勝ったほうが先行か後攻を選びます。

デッキのシャッフルとカードを設置する

デッキをシャッフルして、指定位置に置きます。

手札を7枚準備する

最初の手札となる7枚をデッキから引きます。この時に手札に「たねポケモン」があるかどうかを確認します。

理由は、ゲームの初めは「たねポケモン」しか場に出せないからです。

「たねポケモン」を裏向きで設置する

最初にたねポケモンをバトル場に裏向きで出します。

もし、たねポケモンが手札にない場合、そのことを相手に示し、手札をデッキに戻します。そして、再度デッキをよく切り、手札を7枚引きます。これを手札に「たねポケモン」が出るまで繰り返します。

「たねポケモン」は、ベンチに出しても大丈夫です。

サイドカードとして6枚裏向きで配置する

場にポケモンを出し終えたら、山札の上から順番に6枚引いて、サイドカードに裏向きで置きます。

お互い準備ができたらカードを表向きにしてスタート

最後に、お互いが準備できたタイミングでバトル場の「たねポケモン」を表向きにします。

ポケモンカードゲームバトル開始後の流れ

ポケモンバトルの準備ができたら、いよいよゲームバトルを開始します。ここでは、ゲームバトル開始後の流れを説明します。

自分のターンに山札を引く

自分のターンになると、デッキから1枚カードを必ず引きます。プレイヤー同士の会話では、「自引き」と言うこともあります。

出すワザを考える

自分のターンでは、自分で戦略を立てて以下のような行動ができます。

・エネルギーカードをつける
・トレーナーズカードを使う
・「たねポケモン」を手札からベンチに出す
・場のポケモンを進化させる
・ポケモンの特性を使用する
・「にげる」を使用してバトルポケモンをベンチに出す

これらの行動は順番を自分で決めてプレイできます。1つ1つの行動が勝敗を左右するので、しっかり考えて動くことが重要です。

ワザを使う

バトルポケモンにワザを出すためのエネルギーカードがついていると、ワザを使うことができます。ワザで相手を攻撃した後もエネルギーはそのままつけておくことができます。

使えるワザがない時は相手に「終わります」と伝えると自分のターンが終了です。

相手ポケモンを倒すとサイドカードを1枚とる

ワザを使って相手のカードを倒すことができたら、自分のサイドカードを取ります

※ポケモンV・VSTARの場合は2枚、VMAX・V-UNIONの場合は3枚

ポケモンカードバトルのダメージ算出方法

ここでは、バトルでのダメージの算出方法をお伝えします。

ポケモンのワザで与えるダメージは、カードに書いてあるワザ名の横の数字と決まっています。例えば、「ウミトリオのずつき」の場合、相手のバトルポケモンに30ダメージを与えることができます。

しかし、相手のバトルポケモンが「弱点」や「抵抗力」を持っていると、与えるダメージが増えたり減ったりするのです。「弱点」や「抵抗力」はカードの下に書いています。

名前から想像できるように、「弱点」はそのポケモンの弱点になります。例えば、「炎マーク×2」と書いている場合、炎ポケモンから受けるダメージは2倍になるということです。

逆に、「抵抗力」は相手から受けるダメージを減らすことができます。例えば、「草マーク-30」と書いている場合、草ポケモンから受けるダメージを30減らすことができます。

【ワザダメージの計算順】

➀ワザを使うポケモンの効果
➁弱点や抵抗力の計算
➂ダメージを受けるポケモンの効果

※ベンチのポケモンが弱点や抵抗力を持っていたとしても、ダメージ計算には反映されません。

ワザでダメージを受けたポケモンの上にダメカンを載せていきますが、HP以上のダメージを受けたポケモンは「きぜつ」します。「きぜつ」したポケモンは、ついているカードと共にトラッシュに置き、ベンチのポケモンから1匹選びバトル場に出します。

このときに、バトル場に出すベンチのポケモンがいない場合は、その時点でそのプレイヤーの負けになります。

相手のポケモンを「きぜつ」させたプレイヤーは、自分のサイドカードから1枚とって手札に加えることができます。もし、同時に何匹か「きぜつ」させた場合は、その数と同じ分だけサイドカードから手札に加えることが可能です。

また、「MフシギバナEX」のような特別なポケモンを「きぜつ」させた場合は、サイドカードから2枚取ることができます。結果的に、サイドカードが先になくなったほうが勝利となります。

ポケモンカードバトルの特殊状態

自分のターンと相手のターンの間にポケモンチェックを行う時間があります。

ポケモンチェックとは、特殊状態のポケモンがいる場合、ポケモンチェックで判定します。

特殊状態ポケモンチェック判定
どくダメカンを1個載せる
やけどダメカンを2個載せるコイントスをして表の場合は回復
マヒ1回休みお互い1回ずつターンが終わったら回復
ねむりコイントスをして表の場合は回復
こんらんポケモンチェックでは何もしない

また、ポケモンチェック時に働く特性やトレーナーズがある場合は、その効果などを適用します。自分のターン後のポケモンチェックが終わると、相手の番になります。

まとめ

本記事では、ポケモンカードゲームの遊び方について詳しく解説しました。

ポケモンカードゲームは、ポケモン同士を戦わせて自分のサイドカードを6枚先にとったほうが勝利です。

他にも、相手のバトル上にポケモンが1匹もいない状況を作ることや相手の山札がなくなりカードを引けない状況になると勝利になります。

ポケモンカードゲームバトル前の流れ

・挨拶する
・じゃんけんする
・デッキのシャッフルとカードを設置する
・手札を7枚準備する
・「たねポケモン」を裏向きで設置する
・サイドカードとして6枚裏向きで配置する
・お互い準備ができたらカードを表向きにしてスタート

ポケモンカードゲームバトル開始後の流れ

・自分のターンに山札を引く
・出すワザを考える
・ワザを使う
・相手ポケモンを倒すとサイドカードを1枚とる

詳細は本文で解説しているので、ポケモンカードゲームの遊び方について知りたい方は参考にしてください。

この記事を書いたライター

松田

取り扱い可能な カード種類から探す