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昔のポケモンカードは使えない?レギュレーションやレギュ落ちを解説

ポケモンカードにはレギュレーションシステムがあり、定期的に使用できないカードが出てきてしまいます。もし、使用できないカードを使用していると大会で失格になることもあるので注意が必要です。

この記事では、レギュレーションやレギュ落ち、昔のカードで使用できるカード・できないカードの特徴についてお伝えします。

この記事の目次

昔のポケモンカードは使えない?レギュレーションとは?

レギュレーションとは、デッキに入れることができるカードの制限のことです。

レギュレーションを表すのにレギュレーションマークが採用されており、マークは「F」「G」などのアルファベットで表されます。

2024年3月段階ではレギュレーション「F」「G」「H」をデッキに採用することができます。逆に、「E」以下はデッキに採用できないので注意が必要です。

ここからは、レギュレーションの3つの種類について解説していきます。

スタンダードレギュレーション

スタンダードレギュレーションは、3つの中で一番定番のレギュレーションになります。

初心者の方でも始めやすく、主に最新カードを中心にカードの範囲を決めています。このレギュレーションの公式大会が一番多いです。

2024年1月26日からは「E」のレギュレーションが使用できなくなり、「F」「G」「H」のレギュレーションのみをデッキに採用できるようになりました。

過去シリーズで使用できるカード

過去シリーズのカードであっても、「F」「G」「H」レギュレーションに収録されているカードと同じ名前であれば使用できます。

そのため、これから紹介するカードは、「ソード&シールド」・「サン&ムーン」・「XY」・「XY BREAK」・「BW」・「LEGEND」・「DPt」・「DP」・「ポケモンカードゲーム」・「ADV」シリーズのカードであっても、デッキに採用することができます。

・エネくじ
・エネルギーつけかえ
・エネルギー回収
・エネルギー転送
・おいしいみずセット
・おいわいファンファーレ
・おじょうさま
・改造ハンマー
・カウンターキャッチャー
・学習装置
・きずぐすり
・基本エネルギー(草・炎・水・雷・超・闘・悪・鋼)
・クラッシュハンマー
・げんきのハチマキ
・ゴツゴツメット
・コック
・ジャッジマン
・すごいつりざお
・スーパーエネルギー回収
・スーパーボール
・ダークパッチ
・たべのこし
・チャンピオンズフェスティバル
・ともだちてちょう
・なぞの化石
・ネストボール
・ハイパーボール
・ふしぎなアメ
・ポケギア3.0
・ポケモンいれかえ
・ポケモンキャッチャー
・マスターボール(ACE SPEC)
・モンスターボール
・ラッキーメット

ただし注意点があり、

「博士の研究(マグノリア博士)」
「博士の研究(アララギ博士)」
「博士の研究(ウィロー博士)」
「博士の研究(オーキド博士)」
「博士の研究(ナナカマド博士)」
「博士の研究(オーリム博士)」および「博士の研究(フトゥー博士)」

は、同じ名前のカードとして扱い、デッキに4枚しか採用できません。

また、「ボスの指令」も同様に

「ボスの指令(サカキ)」
「ボスの指令(フラダリ)」
「ボスの指令(アカギ)」
「ボスの指令(ゲーチス)」

は同じ名前のカードとして扱い、デッキに4枚しか採用できません。

エクストラレギュレーション

エクストラレギュレーションは、さらに前に発売されている「BW」シリーズから最新のカードをカードの範囲としています。

こちらは、種類が豊富なのでスタンダードレギュレーションとはまた違った楽しみがあります。

使用できるカードとできないカード

まずは、使用できるカード(シリーズ)を紹介します。

・「ポケモンカードゲーム スカーレット&バイオレット」シリーズ
・「ポケモンカードゲーム ソード&シールド」シリーズ
・「ポケモンカードゲーム サン&ムーン」シリーズ
・「ポケモンカードゲームXY」「XY BREAK」シリーズ
・「ポケモンカードゲームBW」シリーズ

続いて、使用できないカードを紹介します。

・アーケオス(BW2)
・フラダリの奥の手
・巨大植物の森
・マツブサの隠し玉
・アンノーン(SM8 特性「DAMAGE[ダメージ]」)
・アンノーン(SM8 特性「HAND[ハンド]」)
・こわいおねえさん
・ムサシとコジロウ
・リセットスタンプ
・マーシャドー(SM3+など 特性「やぶれかぶれ」)
・フラベベ(SM6 特性「ぬけがけしんか」)
・ムウマージ(SM10)
・レッドカード
・ザクザクピッケル
・しまめぐりのあかし
・ゲーチス
・マチスの作戦
・ヤレユータン(SM5Sなど)
・時のパズル(XY9など)
・オカルトマニア(XY7など)
・シェイミEX(XY6など)
・ミロカロス(XY2など)
・ヤミラミ(BW4)
・回収ネット(S2など)

上記のカード以外にも公式大会では使用できないと書いてあるカードは使用できません。

また、サポートの「アララギ博士」「プラターヌ博士」「博士の研究」「フラダリ」「ボスの指令」は、枚数に関係なく、1つのデッキに1種類しか採用できません。

殿堂入りレギュレーション

強いカードにはあらかじめ殿堂ポイントが設定されています。

殿堂ポイントは、★の数で表し、★(1ポイント)から★★★★(4ポイント)までの4段階です。それ以上の場合は、「禁止カード」として設定されるカードもあります。

殿堂レギュレーションのデッキのルールとして、60枚の殿堂ポイントの合計が4ポイント以下でないといけません。

★(1ポイント)★★(2ポイント)★★★(3ポイント)禁止カード
シェイミEXネンドールダーテングカクレオン
探究者巨大植物の森フォレトスミラクル・ダイヤモンド
アンノーン【R】時空のゆがみポリゴン2ミステリアス・パール
アグノムアカギの先制ユクシーワンダー・プラチナ
ハードマウンテンジャンクアーム破れた時空フラダリの奥の手
ポケドロアー+ミュウツボツボ
クロバットG[ギンガ]アーケオス
マニューラ 
どくさいみん光線

使用できるカード

殿堂レギュレーションで使用できるカード(シリーズ)は以下の通りです。

・「ポケモンカードゲーム スカーレット&バイオレット」シリーズ
・「ポケモンカードゲーム ソード&シールド」シリーズ
・「ポケモンカードゲーム サン&ムーン」シリーズ
・「ポケモンカードゲームXY」「XY BREAK」シリーズ
・「ポケモンカードゲームBW」シリーズ
・「ポケモンカードゲームLEGEND」シリーズ
・「ポケモンカードゲームDPt」シリーズ
・「ポケモンカードゲームDP」シリーズ

昔のポケモンカードでも使えるカードがある

先程も少し触れましたが、レギュレーションでもうデッキに採用できないカードだったとしても、使用できるカードが一部あります。

ここでは、使用できるカードと使用できないカードの違いについてみていきます。

同名カードであれば使用できる

現在のレギュレーションで使用できるカードと同じ名前・効果のカードであれば、過去のレギュレーションのカードでも使用できるのです。

例えば、レギュレーション「F」のカードに「ハイパーボール」がありますが、レギュレーション「A」のハイパーボールもあります。

本来、レギュレーション「A」のカードは現在使用できませんが、同じ名前・同じ効果のカードなので、現在もデッキに採用することが可能です。

同名ではないカードは使用できない

同じ効果でキャラが一緒でも名前が異なると使用できません。

例えば、現在のレギュレーションで使用できる「ボスの指令 フラダリ」があります。そして、現在は使用できない「フラダリ」というカードもあります。

これらはお互い同じ内容の効果ではありますが、名前が異なるので、使用できないのです。

ポケモンカードの「レギュ落ち」とは?

ポケモンカードには、「レギュ落ち」または「スタン落ち」という言葉があります。これらは、レギュレーションの変更でカードが使用できなくなることです。

現在は、レギュレーションマーク「F」「G」「H」が使用できますが、以前は「A」~「E」まで使用できていました。

「レギュ落ち」するタイミング

レギュレーションの変更は、毎年1月に行われています。そのため、今まで通りだと今後も年1回定期的にレギュレーション変更が行われるでしょう。

以下が、これまでのレギュレーション変更の主なスケジュールです。

・2023年1月26日にEレギュレーションが使用不可になった
・2023年1月20日にDレギュレーションが使用不可になった
・2022年1月14日にCレギュレーションが使用不可になった
・2021年1月22日にBレギュレーションが使用不可になった

レギュレーションの変更はチャンピオンズリーグやポケモンカードの公式YOUTUBEなどで発表されるので、毎年1月にはチェックしておきましょう。

「レギュ落ち」しても使える場面はある

レギュ落ちしてしまうと、今後ずっと使用できなくなると思っている人もいるはずです。

しかし、スタンダードレギュレーションでの使用ができなくなっただけなので、他のレギュレーションの大会などでは使用できます。

確かに、大きな大会やジムバトルなどはスタンダードレギュレーションが多いですが、サイドイベントや一部イベントではスタンダード以外も開催されています。

つまり、すぐに使用できなくなることはないということです。

「レギュ落ち」システムがある理由

ここで気になるのが、なぜレギュ落ちというシステムがあるのかでしょう。

ポケモンカードは定期的にカードが発売されるので、プレイヤーもどんどん様々なカードを集めてデッキ構築をしていきます。

しかし、定期的に発売されていくとカードが大量に増えていき、ゲームのバランスが取れなくなります。そして、その対処法として禁止カードがどんどん増えることで、禁止カードを覚えきれなくなるでしょう。

また、最強のデッキを構築するためのコストがどんどん増えます。そのため、レギュ落ちシステムを導入することでカードゲームのバランスをとっているのです。

まとめ

本記事では、レギュレーションやレギュ落ち、昔のカードで使用できるカード・できないカードの特徴について詳しく解説しました。

2024年3月段階ではレギュレーション「F」「G」「H」をデッキに採用することができます。

現在のレギュレーションで使用できないカードであったとしても、現在のレギュレーションのカードと同じ名前・効果であれば、使用できます。

詳細は本文で解説しているので、レギュレーションやレギュ落ち、昔のカードで使用できるカード・できないカードの特徴について知りたい方は参考にしてください。

この記事を書いたライター

松田

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