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ロストゾーンとは?ロストゾーンを利用するポケモンカードを解説

ポケモンカードには、ロストゾーンというルールがあります。これは、2023年7月に発売開始となった「ロストアビス」に、ロストゾーンを利用するカードが再録されたことで、復活したルールです。

この記事では、ロストゾーンのルールやロストゾーンを利用するカード・ロストゾーンを増やすカードについてお伝えします。

この記事の目次

ロストゾーンとは?

ロストゾーンとは、使用できなくなったカードを置く場所です。

通常はトラッシュにカード置きますが、トラッシュとは異なり、特定の条件を満たしたカードのみがロストゾーンに行きます。

トラッシュとロストゾーンの違いは、トラッシュに行ったカードの中には再利用できるカードもありますが、ロストゾーンに行ったカードは再利用できなくなります。(今後再利用できるカードが出る可能性はありますが)

そのため、どちらかと言うとロストゾーンのほうがデメリットになるのです。しかし、そのデメリットを活かしたカードもポケモンカードの中にはあります。

ロストゾーンを利用するポケモンカード

ここでは、ロストゾーンを対戦で活かすことができるカードについて解説していきます。

ギラティナVSTAR

【ワザ:ロストインパクト】
自分の場のポケモンについているエネルギーを2個選び、ロストゾーンに置く。
【VSTARパワー:スターレクイエム】
このワザは、自分のロストゾーンにカードが10枚以上あるときにしか使えない。相手のバトルポケモンをきぜつさせる。[対戦中、自分はVSTARパワーを1回しか使えない。]

ロストインパクトは、ワザを発動するたびにエネルギーをロストゾーンに置く必要があるので、簡単に発動はできませんが、VSTARポケモンも一撃圏内の280ダメージを与えることができます。

スターレクイエムは、ロストゾーンに10枚以上カードがないと使用できませんが、相手を無条件にきぜつさせることができる強力なワザです。

ミラージュゲート

このカードは、自分のロストゾーンにカードが7枚以上あるときにしか使えない。
自分の山札から、それぞれちがうタイプの基本エネルギーを2枚まで選び、自分のポケモンに好きなようにつける。そして山札を切る。

こちらは、ロストゾーンに7枚以上あり、それぞれ異なるエネルギーを選ぶ必要がありますが、エネ加速が可能な強力なカードです。

メリッサ

このカードは、自分のロストゾーンにカードが10枚以上あるときにしか使えない。
次の相手の番、自分のポケモン全員が、相手の「ポケモンV」から受けるワザのダメージは「-120」される。(新しく場に出したポケモンもふくむ。)

こちらは、ロスゾーンに10枚以上カードが必要なので、対戦の後半に効いてくるカードです。ただし、前半に引いてしまうと使用できないのが難点です。

ヤミラミ

【ワザ:ロストマイン】
このワザは、自分のロストゾーンにカードが10枚以上あるときにしか使えない。ダメカン12個を、相手のポケモンに好きなようにのせる。

ロストマインも、ロストゾーンに10枚以上カードがないと使用できないので、後半に使用しやすいです。相手の好きなポケモンにダメカンを12個も載せることができる特徴的なワザです。

ウッウ

【特性:ロストプロバイド】
自分のロストゾーンにカードが4枚以上あるなら、このポケモンがワザを使うためのエネルギーは、すべてなくなる。

ロストプロバイドは、ロストゾーンに4枚以上あれば使用できます。これは、ウッウのワザ【おとぼけスピット】を発動する時に必要なエネルギーが必要なくなるので、ロストゾーンに4枚以上あればワザを使用できるということです。

ロストゾーンを増やすポケモンカード

続いては、ロストゾーンのカードを増やすカードを紹介していきます。これから紹介しるカードは先ほど紹介したロストゾーンを活かすカードを手助けするようなカードということです。

ロストスイーパー

このカードは、自分の手札を1枚、ロストゾーンに置かなければ使えない。
おたがいの場のポケモンについている「ポケモンのどうぐ」と場に出ている「スタジアム」の中から1枚選び、ロストゾーンに置く。

自分の手札から不要なカードをロストゾーンに置くことができます。

また、場の「ポケモンどうぐ」や「スタジアム」からも1枚ロストゾーンに置くことができます。

ロストゾーンにカードを送ってしまうと再利用できないので、これらの行動はデメリットにも感じますが、ロストゾーンにカードを送ることでロストゾーンを利用するカードのワザなどを発動することができるのです。

つまり、ロストゾーンを利用したカードが多いほど、このカードのメリットは大きくなります。

ロストシティ

おたがいのポケモンがきぜつするたび、そのポケモンはトラッシュせずに、ロストゾーンに置く。(ポケモン以外のカードは、すべてトラッシュする。)

きぜつしたカードをトラッシュではなく、ロストゾーンに置くスタジアムカードです。

このカードはロストゾーンを利用するカードのためというよりは、相手のポケモンをトラッシュから再利用させないようにすることが目的です。

ただし、自分のポケモンがきぜつした時にロストゾーンを利用するカードのワザの発動を手助けできます。

アロマの実験

自分の山札を上から5枚見て、その中からカードを3枚選び、手札に加える。残りのカードはロストゾーンに置く。

このカードは、手札にカードを追加できるうえに、ロストゾーンにもカードを置くことができるカードです。

山札から引いた5枚から自分で選んだ2枚をロストゾーンに置けるので、事故率も低くしたうえで、ロストゾーンを利用するカードのワザの発動を手助けできます。

ジュペッタ

自分の番に1回使える。自分のトラッシュからサポートを1枚選び、相手に見せて、手札に加える。その後、このポケモンをロストゾーンに置く。(ポケモン以外のカードは、すべてトラッシュする。)

ジュペッタの特性「にんぎょうくよう」で、自身と進化前のカゲボウズをロストゾーンに置くことができます。

進化しないといけないですが、ロストゾーンに置くことで、ロストゾーンを利用するカードのワザを発動でき、トラッシュのサポートも回収できます。

まとめ

本記事では、ロストゾーンのルールやロストゾーンを利用するカード・ロストゾーンを増やすカードについて詳しく解説しました。

ロストゾーンとは、使用できなくなったカードを置く場所です。

トラッシュとは違い、ロストゾーンに行ったカードは再利用できなくなります。

ロストゾーンを利用するポケモンカード

・ギラティナVSTAR
・ミラージュゲート
・メリッサ
・ヤミラミ
・ウッウ

ロストゾーンを増やすポケモンカード

・ロストスイーパー
・ロストシティ
・アロマの実験
・ジュペッタ

詳細は本文で解説しているので、ロストゾーンのルールやロストゾーンを利用するカード・ロストゾーンを増やすカードについて知りたい方は参考にしてください。

この記事を書いたライター

松田

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