皆さんはポケモンカードで対戦するとき、先攻と後攻ではどちらが有利なのか気になったことはありませんか?
1ターン目からできることが分かっていれば、さまざまな戦略に活かすことができます。
それでは、ポケモンカードは先攻と後攻のどちらが有利なのかご説明しましょう。
【ポケカ】先攻・後攻1ターン目でできることは?
ポケモンカードにおいて、先攻と後攻の1ターン目でできることが分かれば、その後の戦略が明確に立てられるようになるでしょう。
できないことも分かると、プレイミスをする可能性も最小限で済みます。
それでは、先攻と後攻の1ターン目でできることとできないことについてご説明しましょう。
先攻1ターン目でできること・できないこと
先攻1ターン目でできることは、以下の通りです。
- ポケモンをベンチに出す
- グッズを使う
- ポケモンのどうぐをポケモンに使う
- スタジアムを使う
- エネルギーをポケモンに使う
- 逃げるを使う
- ポケモンの特性を使う
先攻1ターン目でできないことは、以下の通りです。
- ポケモンのワザを使う
- サポートを使う
- 場にいるポケモンを進化させる
後攻1ターン目でできること・できないこと
後攻1ターン目でできることは、以下の通りです。
- ポケモンをベンチに出す
- グッズを使う
- ポケモンのどうぐをポケモンに使う
- スタジアムを使う
- エネルギーをポケモンに使う
- 逃げるを使う
- ポケモンの特性を使う
- ポケモンのワザを使う
- サポートを使う
後攻1ターン目でできないことは、場にいるポケモンを進化させることだけです。
以上の流れを見る限り、後攻の方が進化さできないこと以外は何でもできるので先攻の方が不利に感じるかもしれません。
しかし、どちらも有利なポイントがあります。
【ポケカ】先攻が有利なポイント
先攻が有利なポイントは、以下の通りです。
- ①相手より先に特性を使用できる
- ②相手より先にエネルギーを使用できる
- ③相手より先に進化できる
- ④自分の都合のいい盤面を作れる
それでは、先攻が有利なポイントについてご説明しましょう。
①相手より先に特性を使用できる
特性は基本的に1ターン目から使用できる仕様なので、先攻で相手より先に特性が使用できるのは大きなアドバンテージとなります。
特に、特性を何回も使用するようなデッキ構成の場合、先攻を取れるかどうかが重要です。
また、ポケモンカードの中には自分の番に何回でも使えると記載されていれば、何回でも特性が使用できるカードがあります。
そのカードを採用する場合は、何としてでも先攻を取りたいところです。
②相手より先にエネルギーを使用できる
先攻を取れば、相手よりも先にさまざまなエネルギーが使用できます。
いかに早めにエネルギーが使えるかどうかが重要になるので、要求するエネルギーが多いほど先攻を取れるかどうかが大切です。
③相手より先に進化できる
相手よりも先に進化して強力な盤面にできるかどうかはとても重要な課題となります。
先攻を取っていかに相手よりも早く進化できるかどうかが重要なので、進化に頼ったデッキを使う人ほど先攻が取れるかが大切です。
④自分の都合のいい盤面を作れる
先攻が取れれば、自分の都合が良い盤面が作れるのがポイントです。
相手からの攻撃を受けられる盤面を作るのもよし、さらに畳み掛けるための準備をするのもよしと、これからの戦略性を考えて行動できるのが先攻を取る大きなアドバンテージとなります。
【ポケカ】後攻が有利なポイント
後攻が有利なポイントは、以下の通りです。
- ①相手より先にサポートを使用できる
- ②相手より先にワザが使用できる
- ③相手の動き次第で対策できる
それでは、後攻が有利なポイントについてご説明しましょう。
①相手より先にサポートを使用できる
先攻の場合はサポートカードを使用することはできませんが、後攻だと相手よりも先にサポートカードが使用できます。
特にサポートを多用するデッキの場合、先攻を取ることにこだわる必要がありません。
後攻からサポートカードを連打して強力な盤面が作れれば、相手の攻撃に上手く対処できるでしょう。
②相手より先にワザが使用できる
相手よりも先にワザが仕様できるというのは非常に大きなアドバンテージとなります。
ワザに頼るデッキほど後攻の方が有利になりますし、ワザを使用する前提のカードもあるので、後攻が取れるかどうかはとても重要です。
③相手の動き次第で対策できる
後攻の場合、先攻の動きを見てから対策ができるのがポイントです。
相手の動きを見て「こういう動きをするデッキだろう」と予測が立てられるため、対策が立てやすいでしょう。
もちろん後攻を取ったからといって必ずしも勝てるとは限りませんが、少しでも有利に立ち回れる状態になれるのは重要です。
【ポケカ】先攻と後攻で有利なのはどっち?
ポケモンカードはジャンケンで先攻と後攻を決めますが、基本的に先攻が有利と言われているので、ジャンケンで勝った場合は先攻を選ぶといいでしょう。
後攻1ターン目でできないことは「場にいるポケモンを進化させる」ことだけなので、一見すると先攻が不利に思えるかもしれません。
しかし、先攻は2ターン目で安定してワザを出せるのが大きなポイントです。
そこでエネルギーを供給することによって強力なワザを繰り出せるため、先攻が有利とされています。
【ポケカ】先攻が1ターン目にしておいたほうが良いこと
先攻が1ターン目にしておいたほうが良いことは、以下の通りです。
- 特性でポケモンにエネルギーをつける
- 特性で山札を引く
- 大胆な行動に出る
- グッズを使用する
- スタジアムを使用する
それでは、先攻が1ターン目にしておいたほうが良いことについてご説明しましょう。
特性でポケモンにエネルギーをつける
先攻で有利に立ち回れるようにするためにも、山札からエネルギーをポケモンにつけることができる特性を持ったカードを、デッキに入れておくと良いでしょう。
手貼りと合わせることで、2ターン目にはエネルギーを3枚持っていることになるので、強力なワザを使用できる可能性が高くなります。
特性で山札を引く
基本的にカードゲームは手札が多いほどさまざまな戦略性が立てられるので、ポケモンカードも例外ではありません。
ポケモンカードの中には自分のターンが終わる代わりに山札が引けるカードが存在します。
手札のサポートカードが充実しないまま場を展開しても動くことができないので、ドロー特性のあるカードで動きやすくすることがポイントと言えるでしょう。
大胆な行動に出る
ホウオウVの持つ特性である「ふっかつのほのお」で、4枚エネルギーをつけたポケモンを場に用意するという大胆な行動もできます。
1ターン目でホウオウVとエネルギーをトラッシュへ送っておく必要性がありますが、2ターン目で仕掛けることができるので戦術の幅が広がります。
このように大胆な動きができるカードがあると、相手の意表を突くことができるでしょう。
グッズを使用する
「キャンプセット」や「ぐんぐんシェイク」といったグッズを使用するのも良いでしょう。
キャンプセットは山札から好きなカードを1枚手札に加えることができますし、ぐんぐんシェイクは自分の場のポケモンを進化させることができます。
使い方次第で後攻1ターン目の特性を封じることができます。
スタジアムを使用する
スタジアムの「コトブキムラ」は、手札を新しく引き直せるという効果があります。
相手のスタジアムを張り替えるためにデッキに組み込む場合もありますが、1ターン目にカードの偏りがあった場合には強いカードと言えるでしょう。
このようにスタジアムでさまざまな対策ができるので、採用する価値は十分にあります。
【ポケカ】後攻が1ターン目にしておいたほうが良いこと
後攻が1ターン目にしておいたほうが良いことは、以下の通りです。
- たねポケモンを展開する
- エネルギーを加速させる
- サポートでポケモンにエネルギーをつける
- ワザを使用する
それでは、後攻が1ターン目にしておいたほうが良いことについてご説明しましょう。
たねポケモンを展開する
メッソンやチラーミィなど、ワザを使用することでベンチにたねポケモンを展開できるカードがあります。
1ターン目で少しダメージを与えるよりも、先を見据えて場を展開する方が2ターン目以降から動きやすくなるでしょう。
エネルギーを加速させる
ヒスイビリリダマやクレセリアは、ワザでエネルギーを加速することができます。
ヒスイビリリダマは、エネルギーなしで2枚加速することができますし、クレセリアはエネルギー1枚でワザを使用し、超エネルギー限定で最大3枚の加速が可能になります。
このように、1ターン目からエネルギーを増やせるのは戦術を立てるうえで重要な行動です。
サポートでポケモンにエネルギーをつける
サポートカードでもエネルギーを増やすことができます。
サポートカードの「マスター」はベンチポケモンを3匹選び、山札から違うタイプのエネルギーを1枚ずつ付けることができます。
1ターン目から3枚もエネルギーがあると戦略性が広がりやすいでしょう。
ワザを使用する
1ターン目からでも強力なワザが使用できるカードも存在します。
強力な分だけ使用する条件を満たす必要がありますが、1ターン目から相手のポケモンを倒すことができる可能性があるのはとても心強いと言えるでしょう。
【ポケカ】後攻の1ターン目から攻撃できるデッキ
後攻1ターン目からワザを打ち、相手のポケモンを撃破することで優位に立ちやすくなるデッキをご紹介します。
ロストバレットやロストギラティナは、1ターン目に「アクロマの実験」を使うことが前提です。ここで「アクロマの実験」を引けなかった場合は、先攻から攻撃を受けてしまうので注意しましょう。
ミュウの場合は「カミツレのきらめき」を使用する必要があります。
後攻1ターン目から攻撃できる可能性があるだけでも優秀なデッキと言えますが、条件を満たしていない場合は通常通り先攻に攻撃されてしまうので注意しましょう。
まとめ
ポケモンカードにおいて重要なのは、先攻と後攻でどんな動きができるのか把握することです。
先攻と後攻でどんな動きができるのか把握することで、どんなことをするべきなのか戦略性がスムーズに立てられるようになります。