楽園ドラゴーナ環境のTier予想と、その中でも猛威を振るいそうなデッキを紹介し、レシピや使い方を徹底解説します！

Tierとは

Tierとは、そのデッキの流行度や強さを順位付けしたものです。
Tier1のデッキが一番強く流行しているデッキで、Tier2,Tier3と数値が大きくなるにつれて強さや流行度が下がっていきます。

Tier表

楽園ドラゴーナからの新デッキ

楽園ドラゴーナから新デッキの台頭はナシと予想しました。
<ブリジュラスex>はTierに入ってくるポテンシャルがあるようにも思いますが、
耐久デッキ故にデッキ構築やプレイングが難しく、流行はしないと予想しました。
環境が固まり、<ブリジュラスex>の構築やプレイングが煮詰まってこれば環境で見かけることが増えるかもしれません。

環境推移予想

楽園ドラゴーナ前はTier1にいた<タケルライコex>ですが、環境初期はTier2になるのではと考えています。
環境初期は色んなデッキを試す人が多いことから、様々なデッキと対戦する可能性があります。
よって、様々なデッキに対応できるデッキが勝ちやすい傾向にあります。

<タケルライコex>は直線的な攻めのデッキであるため、対応力に難があります。
そういった点から環境初期はTier2に下がると予想しましたが、今後の環境次第でTier1に上がることも多いに考えられます。

上記の理由から環境初期は対応力を求められるため、
対応力が高い<リザードンex>、<ドラパルトex>はTier1をキープすると予想しました。

Tier上位デッキ紹介

Tier上位デッキの中でも要注目のデッキを紹介します。

リザードンex（悪テラスタル)デッキレシピ

デッキコード	MSXMS2-k5BMpW-3MyM2p
目安価格	約12,000円
爆発力	4
対応力	5
カスタマイズ性	5
キーカード	リザードンex（悪テラスタル）、ピジョットex

<リザードンex>は発売当初よりたくさんのプレイヤーに使用され続けている人気のデッキです。

ナイトワンダラーに収録された<ヨマワルライン>、<キチキギスex>がリザードンとかなり相性がよく、ナイトワンダラー発売後は常にTier上位をキープしています。

リザードンex（悪テラスタル)デッキの強み

<ピジョットex>を無理なくデッキに採用出来ることも大きな特徴で、抜群の対応力を誇ります。

ACE SPEC

ACE SPECの選択肢は他のデッキと比較してかなり様々ありますが、中でも<プレシャスキャリー>、<偉大な大樹>、<アンフェアスタンプ>がお勧めです。

中でも<プレシャスキャリー>はたねポケモンを一気に並べられるため、<リザードンex>と相性が良く、お勧めです。
序盤の安定感が必要なのか、後半の捲りが必要なのか、環境によって合わせましょう。

環境における強み

明確な不利対面がいないことが強みであると言えます。
抜群の対応力によりどんなデッキと当たっても対等以上に戦うことが可能です。

今後のTier推移予想

まず間違いなくTier上位をキープするでしょう。
<リザードンex>の技「バーニングダーク」の特性上序盤動けなかったとしても後半追い上げることが可能であるため事故に耐性があり、<ピジョットex>の「マッハサーチ」での抜群の対応力があるためTier上位からは落ちづらいと考えられます。

今新しくデッキを作るのであれば一番おすすめ出来るデッキであると言えます。

得意なデッキと苦手なデッキ

相手のデッキ	相性	理由
ドラパルトex	良	リザードンexがワンパンされない
サーナイトex	良	サーナイトexの弱点を突ける
レジドラゴex	良	対応力の差で有利
タケルライコex	悪	タケルライコexでリザードンをワンパンされ続けると苦しい

ドラパルトexデッキレシピ

デッキコード	cxcKYJ-51bMjm-4YD8xx
構築費用の目安	約12,000円
爆発力	4
対応力	4
カスタマイズ性	5
キーカード	ドラパルトex、ネイティオ

<ドラパルトex>はワザ「ファントムダイブ」がかなり強力で、バトルポケモンに200ダメージを与え、さらにベンチポケモンにもダメージを与えることが出来ます。
盤面の制圧力がかなり高いことがドラパルトexの特徴です。

ドラパルトexデッキの強み

デッキ構築がかなり幅広いことがドラパルトexのデッキの強みです。
<ドラパルトex>に加え<ピジョットex>を採用することが最近では一般的になっていますが、特性アカシックセンスが強力な<ネイティオ>や、ダメカンをばら撒くことが出来る<ヨマワルライン>を追加で採用する構築も散見されています。

以前はロストギミックと合わせた型や、リザードン型等が流行していたことからも<ドラパルトex>の拡張性が伺えます。

環境における強み

環境上位のデッキ相手には多少不利な戦いになりますが、Tier2以下のデッキにはほとんど有利を取ることが可能であることが強みです。
「ファントムダイブ」のダメカンばら撒きにより、特にHPの小さいたねポケモンを採用するデッキにはかなり有利です。
玄人好みのデッキ選択であると言えます。

今後のTier推移予想

今後の新弾で強力なデッキが現れるまではTier上位をキープする可能性が高いと考えられます。
かなり強力なデッキタイプではありますが、<リザードンex>と比較すると対応力やカスタマイズ性に劣る部分があり、
相性が悪いデッキが台頭すればTier1から落ちる可能性はあります。

しかし、今後強力なデッキな出るまではTier1をキープする可能性が高いです。

得意なデッキと苦手なデッキ

相手のデッキ	相性	理由
ルギアVSTAR	良	チラチーノラインを倒しやすい
サーナイトex	良	ベンチ狙撃で進化前のポケモンを倒していける
リザードンex	悪	カースドボムと合わせてドラパルトをワンパンされやすい
タケルライコex	悪	タケルライコからはワンパンされるがタケルライコをワンパン出来ない

タケルライコexデッキレシピ

デッキコード	ccc8Yx-cdyS1A-4488DJ
構築費用の目安	約10,000円
爆発力	5
対応力	3
カスタマイズ性	3
キーカード	タケルライコex、オーガポンみどりのめんex

<オーリム博士の気迫>で<タケルライコex>のワザ「きょくらいごう」を序盤から使うことが出来ます。
＜オーガポンみどりのめんex＞にエネルギーを貯めることでさらに大火力を見込むことが出来、1ターン目から280ダメージを与えることも、相手の大型ポケモンに350ダメージを与え、ワンパンすることも可能です。

環境における強み

序盤から大ダメージを出すことでどんなデッキが相手でも積極的に攻めていくことが出来ます。
反面、事故や後半の手札干渉に弱い側面があり、総じて相手との相性というよりは<タケルライコex>側のプレイングやデッキの回り等の要素で勝敗が決することが多いです。

今後のTier推移予想

環境初期は対応力の観点からTier2と予想しましたが、今後の環境次第でTier1になる可能性は多いにあると思います。
スタン落ちで受けるも少ないため、初心者の方にはお勧めしやすいデッキであると言えます。

得意なデッキと苦手なデッキ

相手のデッキ	相性	理由
ドラパルトex	良	相手のドラパルトexをワンパンで倒すことが出来る
リザードンex	良	序盤からロトムやキチキギスを倒していける
ルギアVSTAR	悪	チラチーノでルギアを倒されるとサイドの差が開いてしまう
サーナイトex	悪	非ルールポケモンで戦われると苦しい

レジドラゴVSTAR

デッキコード	XMX2XU-2KJyQu-MEpMy2
構築費用の目安	約15,000円
爆発力	4
対応力	4
カスタマイズ性	5
キーカード	レジドラゴVSTAR、オーガポン みどりのめんex

<レジドラゴVSTAR>は、ワザ「りゅうむそう」でトラッシュにあるドラゴンポケモンのワザを状況に応じて使いわけて戦うことが出来るデッキです。
環境に応じて採用するドラゴンポケモンを変えることが出来るので、デッキのカスタマイズ性が高いことが特徴です。

レジドラゴVSTARデッキの強み

<レジドラゴVSTAR>のワザ「りゅうむそう」は、トラッシュのドラゴンポケモンのワザをコピーできます。

たとえば「タケルライコex」がトラッシュにいれば、<レジドラゴVSTAR>が「きょくらいごう」を使えます。

こうして、様々なワザを状況に応じて使い分けながら戦うデッキです。

環境における強み

ドラゴンポケモンの採用を変えることで環境に合わせたデッキ構築をすることが出来るのが＜レジドラゴVSTAR＞の特徴です。
”とりあえず強いから使う”ではなく、”環境を読み、環境にマッチしていると判断したとき”に使用するデッキであると言えます。

今後のTier推移予想

デッキのカスタマイズ性がかなり高いことにより、Tier表から落ちる可能性は低いデッキであると思います。
一方、使用難易度や構築難易度の都合Tier1になる可能性も低いと思います。
Tier2~3にしばらくいる可能性が高いと言えます。

得意なデッキと苦手なデッキ

相手のデッキ	相性	理由
サーナイトex	良	タケルライコexの火力で押し切ることが出来る
ソウブレイズex	良	キュレムやドラパルト等で相手が進化する前に攻められる
リザードンex（悪）	悪	オーガポンをうまく使えれば勝機もあるが、、
ドラパルトex	悪	起動スピードで劣る

まとめ

今後の環境推移を予測し、Tier上位になりそうなデッキをいくつか紹介しました。
是非今後の環境予想にお役立てください！