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遊戯王2024年11月環境最強tier1デッキ ライゼオルデッキを世界大会日本代表が解説!

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皆さんこんにちは、しんいちです。

今回はトレカHACK様協力の元、現環境最強のライゼオルデッキの解説をさせていただきます。

ライゼオルに興味がある方、ライゼオルの対策方法がわからない方などはぜひ読んでいただきたいです。

この記事の目次

自己紹介

初めに私がどういうプレイヤーか知らない方も多いと思うので軽く自己紹介させていただきます。

富山県で遊戯王をやっています、しんいちです。

今年9月に行われたWCS2024OCG部門の日本代表です。

構築について

デッキレシピ

こちらが現在使用している構築です。

ライゼオルには様々な型が存在しています。

  • マギストスギミックを採用した「マギストス型」
  • 幻奏ギミックを採用した「幻奏型」
  • 粛声ギミックを採用した「粛声型」
  • 斬機ギミックを採用した「斬機型」
  • シャークギミックを採用した「シャーク型」
  • 強欲で貪欲な壺を採用した「強欲で貪欲な型」
  • 神の通告、神の宣告を採用した「神型」
  • 七皇昇格を採用した「七皇昇格型」

等挙げ出したらきりがないほど様々な型が存在しています。

その中で今回紹介していくのは「七皇昇格型」です。

七皇昇格型について

「七皇昇格型」の良いところは「幻奏型」や「斬機型」のような混ぜ物と違い、デッキ内に追加で取る枠の枚数が少なくコンパクトであること、「幻奏協奏曲」や「斬機ダイア」のような混ぜ物のパワーをあげるための代償として採用することになる不純物を採用する必要がないことです。

「七皇昇格」を3枚採用することによって「時空の七皇」の枚数が実質6枚になり、「時空の七皇」は「アイスライゼオル」や「エクスライゼオル」のようなライゼオルデッキが初手に欲しいカードをサーチ出来るためデッキの安定感がぐっと上がります。

私は不純物が少ないギミックを好んで使用する傾向があるため現在は「七皇昇格型」を使用していますが、どの型もそれぞれ唯一無二の強みがあるため、どのギミックが自分に合うか気になる方は全てのギミックを試してみて自分の好みの型を使用することをおすすめします。

ライゼオルデッキの強み

ライゼオルの強みは大きく分けて2つあると思っています。

1つずつの強みと何故強いと思うのかについて解説していきます。

①手札誘発に対して耐性がある

このデッキは手札誘発の貫通率が非常に高いデッキです。

現代の遊戯王は手札誘発が大量に採用されているデッキが多く、その手札誘発に対して強く出られるのは環境とマッチしておりこれ以上ない強みです。

「アイスライゼオル」や「エクスライゼオル」といった初動の効果に「灰流うらら」や「無限泡影」を発動され効果を無効化されたとしても、かなりの確率でそれら手札誘発を貫通し展開を続行することが出来ます。

またライゼオルは基本的に「ライゼオルデュオドライブ」に手札誘発を受けるのが1番裏目が少ないですが、「アイスライゼオル」や「エクスライゼオル」から展開をスタートしていた場合、「ライゼオルデュオドライブ」に手札誘発を受けても展開を続行出来ることが確定しています。

そのため相手は貫通のリスクが高いが止まった際にリターンの大きい初動に手札誘発を発動するか、貫通のリスクが低いが貫通が確定しているためリターンも少ない「ライゼオルデュオドライブ」に手札誘発を発動するか選択することになります。

先程述べた通り「アイスライゼオル」や「エクスライゼオル」から展開を始めた場合、「ライゼオルデュオドライブ」に手札誘発を受けても展開を続行出来るのですが、その際に召喚する「ライゼオルデッドネーダー」がこのデッキが手札誘発に対して耐性があるもう1つの理由です。

このカードは墓地からモンスターを素材に入れるとエクシーズ素材が3枚になるため3回破壊を行うことが出来ます。

このように1枚で3回妨害できるためこのデッキはテーマの妨害が「ライゼオルデッドネーダー」に集約されています。

ですが遊戯王は基本的に妨害は集約するよりも散っているほうが良いです。

なぜなら妨害が集約しているとそのカードを出させないように手札誘発を発動されるからです。

しかし「ライゼオルデッドネーダー」の召喚を阻止するのは非常に困難で手札誘発をどこに発動したとしてもかなりの確率で召喚を許してしまいます。

そのため一見妨害が集約されている事はデメリットに感じがちですが、このデッキに関しては逆にメリットでメインモンスターの誘発貫通率の高さにより手札誘発で相手の手札を減らさせた上で「ライゼオルデッドネーダー」を召喚することが出来るため展開の妥協ラインが非常に高く、手札誘発を受けた上でゲームに勝利できる最大の理由です。

②自由枠が多い

2つ目の強みはデッキ構築の自由度が高いことです。

ライゼオルはテーマ内のギミックがコンパクトに纏まっており、手札誘発や拮抗勝負のような汎用カードをデッキ内に大量に採用出来ます。

現代の遊戯王はどのデッキも先攻展開が非常に強力でテーマのカードだけで後攻を勝ち切るのは非常に厳しいです。

しかしこのデッキはデッキ内に後攻を抗うためのカードを大量に採用することによって、後攻もかなりの勝率を期待することが出来ます。

またメインデッキからかなりの枚数対策カードを採用できる関係上他テーマに比べ少しサイドデッキの枠に余裕ができます。

そのため「アーティファクトの神智」からの「アーティファクトデスサイズ」のコンボや、「次元障壁」といった通常のテーマが枠がなくて渋々断念しているカードを採用することが出来るため、これらを引いた際に「月女神の鏃」のようなこのデッキに対して強力な対策カードを発動されたとしてもゲームに勝利することが出来ます。

この自由度の高さによりライゼオルはライゼオル対策をされたとしてもライゼオル対策の対策をすることによって常に環境トップを維持できています。

採用カードについて解説

メインデッキ

先程の構築でなぜこれらのカードが採用されているかについて解説していきます。

アイスライゼオル 

最も通常召喚の権利を使いたいカードです。

このカードのデッキから特殊召喚する効果は非常に強力でこの効果が通ってしまうと1妨害を概ね乗り越えてしまうため相手はこのカードに妨害を打つことを強要されます。

また攻撃力が「SPリトルナイト」より上回っているため早期に戦闘破壊を狙える点も優秀です。

初動が「時空の七皇」や「篝火」しかない場合は、このカードをサーチすることによって「ドロール&ロックバード」を発動されたとしてもランク4モンスターを召喚することが出来ます。

2枚引いてしまっても自身で特殊召喚する効果もあり重ね引きも強く3枚採用です。

ソードライゼオル 

初動としては「アイスライゼオル」や「エクスライゼオル」に劣りますが妨害貫通要因で非常に優秀です。

またこのカードのサーチ効果はこのデッキの要である「アイスライゼオル」と「エクスライゼオル」をサーチできます。

そのため相手ターンに伏せておいた「ライゼオルプラグイン」で「ソードライゼオル」を蘇生し、次のターンに動きなおす用の「アイスライゼオル」や「エクスライゼオル」をサーチすることが多いです。

このカードは炎属性なため「ノードライゼオル」や「ライゼオルプラグイン」の対象になった際に深淵の獣による妨害を受けないのも優秀です。

初動にも貫通札にもなれるため3枚採用です。

エクスライゼオル

個人的にこのデッキで一番初手に来てほしいカードはこのカードだと思っています。

このカードはエクストラデッキのエクシーズモンスターを墓地に送って特殊召喚することが出来ます。

主に墓地に落とすのが「メレオロジックアグリゲーター」「ライゼオルデュオドライブ」「蝕の双子」です。

相手の盤面に「フルールドバロネス」のような強力なモンスターが存在していても「メレオロジックアグリゲーター」を墓地に送りながら「エクスライゼオル」を特殊召喚。
チェーン1「エクスライゼオル」チェーン2「メレオロジックアグリゲーター」対象「フルールドバロネス」とすることで「エクスライゼオル」1枚から「フルールドバロネス」の妨害効果を貫通し展開を行うことが出来ます。

後攻時は特にこのカードを引けているかにかかっておりパワーも高いため3枚採用です。

ノードライゼオル

このカードは初動になるわけではないですが墓地またはフィールドにエクシーズモンスターが存在していれば特殊召喚出来ます。

また手札、フィールドのカードを墓地に送り墓地のライゼオルモンスターを守備表示で蘇生できるため実質このカードのみでエクシーズ召喚を行えます。

このカードはデッキ内に1枚存在しているだけで強く不純物の中でも比較的気になりにくいため1枚採用です。

マルチャミーフワロス

このカードは基本的に後攻時にしか発動できず、通常のデッキはサイドデッキに採用することが多いですが、このデッキは「エクスライゼオル」の特殊召喚時効果を無効にされた場合にこのカードを通常召喚することによって「エクスライゼオル」と「マルチャミーフワロス」で「ライゼオルデュオドライブ」をエクシーズ召喚し妨害を貫通し展開を続行できます。

先攻でも使い道があり後攻は非常に強力なため3枚採用です。

増殖するG

このカードは遊戯王のアドバンテージの概念を破壊している最強カードです。

遊戯王は基本的に先攻が有利なゲームですが、後攻時でもこのカードが通ってしまえば形勢逆転出来る程のパワーを持っています。

このカードは「灰流うらら」や「墓穴の指名者」に無効にされてしまいますが、これは1対1の交換なのでこちらは損していません。

しかしこのカードを相手の特殊召喚効果にチェーンして発動し効果が通った場合は最低でも1対1交換、殆どの場合それ以上のアドバンテージが獲得できます。

そのためこのカードはローリスクハイリターンの最強カードです。

余程癖のあるデッキでない限り最大枚数採用するべきであると思っているためライゼオルデッキは2枚数採用です。

灰流うらら

ライゼオルデッキは「増殖するG」「マルチャミーフワロス」「マルチャミープルリア」を受けても「ライゼオルデッドネーダー」という止まりどころがあります。

しかしサイドチェンジ後などは少しでも相手にドローを許してしまうと「月女神の鏃」等の対策カードを引かれてしまい厳しいです。

そのためそもそもドローさせないようにドロー誘発と1対1トレードをするため採用しています。

ライゼオルの強みを紹介する際に「ライゼオルデュオドライブ」に手札誘発を発動しても「ライゼオルデッドネーダー」の特殊召喚をすることが可能なため誘発に耐性があると紹介しました。

しかしライゼオルは「エクスライゼオル」1枚で「メレオジックアグリゲーター」を落とすことによって「ライゼオルデッドネーダー」単騎であれば妨害を乗り越えながら展開することが出来ます。

そのため「メレオロジックアグリゲーター」の効果を無効化する「ライゼオルクロス」をサーチする「ライゼオルデュオドライブ」に狙い撃ちする誘発としての評価も高いです。

また烙印のような「ライゼオルデッドネーダー」の妨害が刺さりにくい相手にも強いため弱点保管としても優秀です。

汎用性とドロー誘発を重めに見て3枚採用です。

エフェクトヴェーラー

このデッキは沢山の手札誘発を採用する関係上癖の少なく重ね打ちができるこのカードは非常に使い勝手が良く相性も良いです。

「灰流うらら」同様、1枚持ちであっても「ライゼオルデュオドライブ」に狙い撃ちするため効力があると判断しての3枚採用です。

ライゼオルクロス

このカードは非常に器用なカードです。

フィールドのライゼオルエクシーズモンスターの素材を1枚取り除くことによって相手のモンスター効果を処理時に無効にできます。

この効果は非常に珍しく、通常相手がチェーン1チェーン2とチェーンを組んできた場合チェーン1の効果を止めるのは難しいのですが、このカードであればチェーン1の効果処理時に無効にできるためどのようにチェーンを組まれても本命の効果を無効にできます。

また墓地のライゼオルカードを2枚戻すことによって1枚ドロー出来ます。

この効果によりライゼオルの継戦能力を担保することができ、毎ターン使用することによって大量のアドバンテージを獲得することが可能です。

注意点としてこのカードがフィールドに存在する場合同名カードが自分フィールドに存在しないエクシーズモンスターしか特殊召喚出来ません。

個人的に被りを許容できるパワーはないため1枚採用です。

ライゼオルプラグイン

このカードは縁の下の力持ちです。

ライゼオルは後続獲得能力が比較的低めです。

そのため「ライゼオルデュオドライブ」の効果で積極的にこのカードをサーチします。

単純に相手ターンに墓地から「ソードライゼオル」を蘇生し「エクスライゼオル」を持ってくる動きをしながら「ライゼオルデッドネーダー」の素材を1枚増やすことが出来るためこれ1枚で妨害と後続を確保できます。

またフィールドに存在する「ライゼオルデッドネーダー」に対して「無限泡影」を発動された場合「ライゼオルデッドネーダー」の素材の数妨害数を失ってしまうため厳しいのですが、このカードがある場合は「無限泡影」にチェーンして「ライゼオルデッドネーダー」自身を破壊し「ライゼオルプラグイン」で「ライゼオルデッドネーダー」を蘇生、「ライゼオルデッドネーダー」に「ライゼオルプラグイン」の効果でエクシーズ素材を増やしながら、「ライゼオルデッドネーダー」の成功時効果により更に素材を増やし「無限泡影」を発動されたとしても「ライゼオルデッドネーダー」の妨害を2回残すことが出来ます。

事故要因でもあるためサーチ先にだけ欲しくて1枚採用です。

時空の七皇

このカードは「No.104仮面魔踏士シャイニング」を見せて「エクスライゼオル」「アイスライゼオル」をサーチするか「CNo.102光堕天使ノーブルデーモン」を見せて「アーティファクトデスサイズ」「アーティファクトロンギヌス」をサーチできます。

「時空の七皇」を採用することによってライゼオルデッキの理想である「エクスライゼオル」から展開をスタートすることができ、初動の安定感がグッと上がります。

またサイドチェンジ時後に「エクスライゼオル」等の展開札を持っており先攻展開が成功した場合は「CNo.102光堕天使ノーブルデーモン」から「アーティファクトデスサイズ」を手札に加えて伏せ、「ライゼオルデッドネーダー」の効果で「アーティファクトデスサイズ」を破壊することによって「アーティファクトデスサイズ」による強力な妨害をすることが出来ます。

初動としても上振れ要素としても優秀なため3枚採用です。

七皇昇格

先述した「時空の七皇」の評価が高いためかさ増し要因です。

「七皇昇格」から入ると「ドロール&ロックバード」を受けた際に致命傷になりやすいため「ソードライゼオル」以外の初動がある場合は基本的にそちらからスタートするのがおすすめです。

被りもデッキに戻すので気にならないため3枚採用です。

篝火

初動のみの評価なら「時空の七皇」の手札コストなし版です。

「時空の七皇」同様「エクスライゼオル」をサーチ出来るカードの評価が高いため1枚採用です。

禁じられた一滴

主に「ライゼオルデッドネーダー」と「ライゼオルプラグイン」の布陣を意識したカードです。

モンスターを墓地に送ってこのカードを発動した場合「ライゼオルデッドネーダー」を自爆することが出来ないため「ライゼオルプラグイン」で「ライゼオルデッドネーダー」を出し直すことが出来ません。

またサイドチェンジ時後の後攻時に見えている範囲で相手の妨害を乗り越える算段が立っている場合はこのカードを敢えて使わず伏せの「アーティファクトの神智」から出てくる「アーティファクトデスサイズ」の効果に発動することによってエクストラロックによる敗北を防ぎます。

速攻魔法なため浮く状況が少なく3枚採用です。

墓穴の指名者

このカードも「灰流うらら」同様、主に「増殖するG」を止めるのが役割です。

また手札が初動1枚のような渋めな手札に手札誘発をもらった際、展開を通すために発動します。

現環境であれば「背信聖徒シルヴィア」の無効効果などがリリースして発動なため、このカードで無効にすることができ後攻でも使用タイミングがあります。

手札誘発を重めに見て2枚採用です。

抹殺の指名者

このカードも「墓穴の指名者」同様、主に「増殖するG」を止め、渋めな手札に誘発をもらった際に発動します。

このカードはデッキ内に存在しているカードなら全て無効にできるためライゼオルミラーであれば「ライゼオルプラグイン」や「ライゼオルクロス」のような阻止しにくい妨害を無効化することが出来ます。

手札誘発を重く見て1枚採用です。

ライゼオルホールスラスター

このカードは用途が非常に難しいカードです。

フィールドの「ライゼオルデッドネーダー」に対して「月女神の鏃」を発動された場合、先程の「無限泡影」と違いチェーンして「ライゼオルデッドネーダー」自身を破壊できないため「ライゼオルプラグイン」で「ライゼオルデッドネーダー」を蘇生することが出来ません。

しかしフィールドにレベル4ライゼオル、墓地にレベル4ライゼオルが存在しており、デッキに「ライゼオルホールスラスター」を採用している場合は「月女神の鏃」をケア出来ます。

「月女神の鏃」対象「ライゼオルデッドネーダー」に対してチェーンで「ライゼオルプラグイン」蘇生対象が墓地のレベル4ライゼオルモンスター、「ライゼオルプラグイン」の効果で「ライゼオルデッドネーダー」のエクシーズ素材に「ライゼオルホールスラスター」を入れ「月女神の鏃」の効果によって「ライゼオルデッドネーダー」がエクストラデッキに戻ります。
この際「ライゼオルデッドネーダー」のエクシーズ素材は墓地に送られるため「ライゼオルホールスラスター」は墓地に行きます。
その後、「ライゼオルホールスラスター」の墓地効果を発動、フィールドに元々存在していたレベル4ライゼオルモンスターと先程「ライゼオルプラグイン」で蘇生したレベル4ライゼオルモンスターで「ライゼオルデッドネーダー」を特殊召喚し「ライゼオルデッドネーダー」の成功時効果を使用することによって「月女神の鏃」を発動されたとしても3回妨害できる「ライゼオルデッドネーダー」を出し直すことが出来ます。

また「ライゼオルホールスラスター」はあくまでライゼオルモンスターを含むエクシーズ召喚をする効果なのでライゼオルエクシーズモンスターの上に手札の魔法罠カードを捨てながら「FAーホープレイランサー」を特殊召喚したり「蝕の双子」も特殊召喚出来ます。
ライゼオルデッキは「ライゼオルホールスラスター」を如何に上手く使用するかで後攻時にライフを0に出来るか変わります。

またフィールドのライゼオルエクシーズモンスターの数まで表側のカードを破壊する効果も強力です。

あまり使用頻度は高くないですが「ライゼオルプラグイン」の様に墓地からエクシーズ素材を増やす効果があるので自分フィールドに「ライゼオルデッドネーダー」が存在している場合積極的にエクシーズ素材を増やします。

「ライゼオルデュオドライブ」で「ライゼオルホールスラスター」を加えた場合「禁じられた一滴」を受けても妨害を残すことが出来ます。

まとめとして「ライゼオルデュオドライブ」のサーチは、「無限泡影」や「月女神の鏃」をケアしたい場合は「ライゼオルプラグイン」、「禁じられた一滴」をケアしたい場合は「ライゼオルホールスラスター」をサーチしましょう。

デッキ内に1枚あれば十分なので1枚採用です。

無限泡影

「エフェクトヴェーラー」と比較されがちなカードです。

「エフェクトヴェーラー」は先攻展開を完成させた後に発動した「増殖するG」をつっぱされた際の抑止力として非常に優秀ですが、その他の点はほぼすべてこのカードが勝っています。

後攻時に6枚目のドローで引いてきても非常に強く手札誘発として相手ターンに発動した際に「墓穴の指名者」「三戦の才」「三戦の号」の影響を受けないのが強力です。

「灰流うらら」同様、「ライゼオルデュオドライブ」に狙い撃ちするため1枚でも効力があると判断しておりどのような状況でも活躍が見込めるため3枚採用です。

エクストラデッキ

ライゼオルデッドネーダー 

ライゼオルの妨害の要です。このカードの素材数妨害数を盛ることが出来るため一番盤面に残したいカードです。

そのため先攻展開をする際は手札誘発を受けたうえでこのカードを特殊召喚出来るか考えながらプレイする必要があるほど重要なカードです。

先攻展開用と返し出す用で2枚採用です。

ライゼオルデュオドライブ 

ライゼオルのリソースの要です。このカードが通るかどうかによって「月女神の鏃」等のライゼオル対策札をケアできる変わります。

ライゼオルミラーはこのカードを通してしまうと「ライゼオルデッドネーダー」と「ライゼオルクロス」の布陣が出来てしまうため、「メレオジックアグリゲーター」で「ライゼオルデッドネーダー」を無効にする効果を「ライゼオルクロス」で無効にされるため「エクスライゼオル」のみで盤面を捲れなくなります。

そのためこのカードを通さないことが重要であるが、逆にこのカードがそれ程のパワーを誇る強さである証明です。

1枚目の「ライゼオルデュオドライブ」が通らなかった場合、2枚目を出し直したい状況が多いため2枚採用です。

蝕の双仔

このデッキはこのカードの登場によりプレイングが大幅に変わりました。

「ライゼオルデッドネーダー」の素材に入れるだけでも継戦能力の向上、「ライゼオルデュオドライブ」の効果が無効にされた際、レベル4モンスターとこのカードを特殊召喚し、「ライゼオルデュオドライブ」のエクシーズ素材を墓地に送ることによって「ノードライゼオル」の効果で墓地のライゼオルモンスターを特殊召喚し展開を続行することが出来ます。

ゲームレンジが長引いた場合「エクスライゼオル」でこのカードを落とし任意のエクシーズモンスターを特殊召喚しながらライゼオルの展開をすることができ非常に強力です。

エクシーズ召喚する用、「エクスライゼオル」の効果で落とす用で2枚採用です。

メレオロジックアグリゲーター

「エクスライゼオル」とのコンボによりこのデッキの後手まくりに大きく貢献します。

このカードは表側のカードであればなんでも無効にできるため「サモンリミッター」のような強力な永続カードはもちろん、自分フィールドに守備表示の「No.41泥睡魔獣バグースカ」が存在する場合「エクスライゼオル」でこのカードを落としチェーン1「エクスライゼオル」サーチ効果、チェーン2「メレオロジックアグリゲーター」対象「No.41泥睡魔獣バグースカ」でチェーンを組むことによって「No.泥睡魔獣バグースカ」を守備表示で維持しながらライゼオルの展開を行うことが出来ます。

先攻展開で「エクスライゼオル」から落とす用と返しの妨害を踏む用で2枚採用です。

ライトドラゴン@イグニスター

このデッキの除去枠です。「No.70デッドリーシン」や「エクソシスターアソフィール」等と枠の争いをしています。

このカードの強みは対象を取らない除去のため対象耐性にも抗え、自分フィールドのモンスターに効果破壊耐性も付与するところです。

除去枠が無いと「原始生命態トークン」などの処理が厳しいので1枚採用です。

励輝士ヴェルズビュート

このデッキの後手の要です。基本後攻時はこのカードを通し盤面をまくるか、ワンキルすることが多いです。

アドバンテージの差を埋めやすく使用頻度が高いですが2回出すことはないので1枚採用です。

FAーホープレイランサー

先述した通りライゼオルの後攻は基本的に「励輝士ヴェルズビュート」を通し盤面をまくるか、ワンキルです。

このカードは後者のワンキルで使用します。「No.60刻不知のデュガレス」の攻撃力を倍にする効果でこのカードを対象としてモンスターに2回攻撃を仕掛けたり、ランク4モンスターの上に「ライゼオルホールスラスター」を捨てながら重ねて特殊召喚し2回攻撃した後「ライゼオルホールスラスター」の効果でフィールドのレベル4ライゼオルモンスターと「蝕の双仔」をエクシーズ召喚し「蝕の双仔」を自爆し「FAーホープレイランサー」を蘇生し4回攻撃したりします。

デッキの柔軟性を上げるため1枚採用です。

No.60刻不知のデュガレス

このカードはワンキル、先攻展開あらゆる場面で使用します。

基本的にはサイドチェンジ後の先攻展開時にドロー効果を使用し「次元障壁」や「アーティファクトの神智」のような強力なカードを引きに行きます。

使用頻度が高いですがデメリット効果も重く連発出来ないため1枚採用です。

No.41泥睡魔獣バグースカ

基本的にミラーで相手ターンに「エクスライゼオル」の特殊召喚を行わせてから「ライゼオルホールスラスター」で特殊召喚します。ライゼオルはこの布陣を組まれた場合「禁じられた一滴」のようなカードがない限り基本的に「No.41泥睡魔獣バグースカ」の突破は困難になります。

複数枚出す状況がないため1枚採用です。

No.104仮面魔踏士シャイニング

基本的に「時空の七皇」で見せる用です。

天盃龍相手や「蝕の双仔」を戦闘破壊した際の墓地効果を止めるため稀に特殊召喚します。

「時空の七皇」で見せたカードはエクストラデッキに戻るため1枚採用です。

CNo.102光堕天使ノーブルデーモン

「No.104仮面魔踏士シャイニング」同様「時空の七皇」でみせる用です。

特段出せるわけでもなく「時空の七皇」で見せたカードはエクストラデッキに戻るため1枚採用です。

サイドデッキ

原始生命態二ビル

青眼や百鬼羅刹、スネークアイ等の対策です。

デメリットとしては「原始生命態二ビル」がフィールドに存在する場合「エクスライゼオル」のサーチ効果が使えないことです。

環境外の展開系などにも強力なため3枚採用です。

アーティファクトデスサイズ

先攻要因で「時空の七皇」や「アーティファクトの神智」で引っ張ってきます。

圧倒的な拘束力により現環境で効かない相手はいないと思っています。

デメリットとしては「原始生命態二ビル」同様「エクスライゼオル」のサーチ効果が使えないことです。

1回使用できれば十分なので1枚採用です。

アーティファクトのロンギヌス

MALICEと粛声の対策カードで相手に「増殖するG」等のカードを発動された際止まりどころとして「時空の七皇」でサーチします。

枠の都合上枚数を増やせずサーチの選択肢に欲しくて1枚採用です。

ドロール&ロックバード

ライゼオル、白き森、キマイラの対策カードです。

極稀に「増殖するG」のドローを抑えるために発動するときもあります。

環境外のテーマにも強力なため3枚採用です。

金満で謙虚な壺

このカードはメイン戦で発動する場合どのカードを除外すればよいかわからず判断を誤り自爆してしまう可能性のあるカードです。

しかしサイドチェンジ後であれば相手のデッキがわかっているため不必要なカードを的確に除外し発動することが出来るのでデメリットを抑えることが出来ます。

制限カードなため1枚採用です。

レッドリブート

ラビュリンスやライゼオルミラーの「次元障壁」に対抗する用です。

「アーティファクトの神智」や「サモンリミッター」のような決まってしまうとそれだけで試合終了なカードに抗いたいのであれば入れるべきと判断しました。

制限カードなため1枚採用です。

次元障壁

ライゼオルや粛声の先攻要因です。

このカードは決まってしまえばかなりの拘束力があり「増殖するG」等のカードでアドバンテージの差をつけられてしまったとしても勝ち切れるパワーがあります。

リンク召喚を多用するデッキには微妙なため2枚採用です。

アーティファクトの神智

エクストラデッキを多用するデッキ、除外を多用するデッキ全ての先攻要因です。

「アーティファクトデスサイズ」「アーティファクトロンギヌス」共に決まってしまえばそれだけでかなりの拘束力があるためあまり強くない先攻盤面であってもこのカードがあれば盤石にできます。

「アーティファクトデスサイズ」「アーティファクトロンギヌス」共に1枚採用なためこのカードの複数枚発動が厳しいため2枚採用です。

トラップトリック

「次元障壁」「アーティファクトの神智」のかさ増しです。

このカードを1枚入れるだけで実質「次元障壁」「アーティファクトの神智」を3枚ずつ採用できておりサイドデッキの節約になってます。

デメリットとしては先に開かないと「ハーピィの羽根箒」等の伏せ除去に弱いところです。

枠の都合上1枚採用です。

終わりに

今回初めて記事を書かせて頂いたため至らぬところも多かったと思いますが、少しでも皆様の参考になれたら幸いです。

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

この記事を書いたライター

しんいち

WCS2024日本代表です。

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