ごきげんよう、ばべるぼぶると申します。
今期最初のCSである宮城CSを終えたため、前回記事での予想の答え合わせと分析、北海道CSへ向けたメタ読みをまとめようと思います。
1.分布結果と答え合わせ
分布とトナメ予想をまとめていた記事はこちら
分布予想はドフラをトップとしてティーチ、ルッチ、紫ルフィ、シャンクス、ボニー、エネル、黒黄ルフィと予想していました。
実際にはドフラ黒黄ルフィシャンクスの3トップで最初のほうは紫ルフィちらほらいたものの、対戦回数が進むごとに紫ルフィの霊圧が消えていったようです。
個人的には黒黄ルフィがあまりにも難しく仕上げてくる人少ないと思っていましたが仕上がってなくても強いには強いのは確かにそうでした。また、シャンクスの評価が浮き沈みしていたもののなんだかんだ評価は高い寄りであるみたいです。
今回トナメに上がっていたシャンクスの構築も自分が思っていた構築とかなり違っていたため未知です。
7~9回戦上位卓のほうではドフラシャンクスが多く、次いで黒黄ルフィエネルルッチがいたようです。9回戦上位卓にはティーチが4-5人と予想以上に残っておりやはりティーチにドフラが負けてそうな気はします。
そしてやはり紫ルフィは最後まで勝たないようです、先攻番長と持ち物検査が振れ幅が大きすぎて大型大会に向かないように感じますね。ある程度分布はいたはずなのにトナメにいないところを見るとお察しします。
トナメ分布予想はドフラ5、ティーチ4、ルッチ2、黒黄ルフィエネルシャンクスバギーリム1と置いていましたが結果はこちらでした。
あまりにもニアピン過ぎて天才的です。
環境の中心はドフラですがそれに対してある程度勝率を持つルッチ黒黄とそれに対して強いティーチで回っているっていうところでしょうか。
7バギーが出てすぐということもあり分布自体多かったわけではないと思いますがバギーがしっかりトナメに上がっています。配信卓1回戦でもドフラを蹂躙していましたがやはり無視できない存在であると認識して間違いなさそうです。
2.結果と構築
母数も最大、トナメ分布も最大とやはり環境トップはドフラであることには間違いなさそうですが母数に対して上がっている数を見ると普通というか、最強であるならもっとトナメ進出割合高くても良いのではとは思います。バギーの登場や黒黄ルフィ、ルッチに滅ぼされるゲームがどうしてもあること、エネルに轢かれる等のどうしようもないところは拭えないように感じます。困ったら使えで間違いはないとは思われますが。
ちなみに僕の所感ですがジョズを採用したらバギーぼこぼこになっていきました。もうバギー使えません。
ルッチのトナメ進出が予想以上で、ここ最近の黒黄の流行やそもそもドフラ不利だしティーチもきついしと考えていましたがなんだかんだドフラに勝つルッチが多いという点はあるのかもしれません。
僕はよく初心者の方とリモートでワンピをしたり、DMで相談を受けたりすることが多いのですがドフラでルッチに勝てませんというどうしたらいいですかというのが非常に多いです。
自分でも調整しながら思いますがドフラが普段行っている行動とは全然変わって面展開優先しなくなる瞬間を予想してアタックと展開の天秤を計るみたいなのは難しいと感じていて、大型大会は特に予選はプレイヤーレベルがピンキリ状態なのもあって勝てないデッキはあまりないみたいな立ち位置にはなれるのかもしれません。
その他は概ね予想通りですが直近の黒黄の非公認大会結果の残し方と宮城CSでの入賞は北海道CSに影響しそうな気はします。(今更このデッキを使い始める狂人は僕だけ)
優勝はルッチ、準優勝はティーチと不利を覆してのルッチ優勝となっていました。
ベスト4では配信卓でドフラに不利を覆しての決勝進出、そもそもはこのルッチトナメ1回戦で黒黄にも勝っています。革命が起きてる。
ドフラには気合いでどうにかする前提でそれ以外の現在の流行に強そうな9カイドウの採用となっていました。決勝の配信でもそれがしっかり刺さり勝敗を分けているように見えますね。
今ルッチを使用するなら元々引きムラが大きいデッキなのでムラ多少広げて色んな対面に勝てるようにするのは理にかなっています。大型大会に臨む覚悟を持った構築で大変好ましい。
ピンの5サボの目にも闘志の炎は宿っています。
構築的な話をするとバギー登場から本大会参戦ということでドフラの構築はバギー及び流行の黒黄に強い6ジョズの採用はほぼデフォルトに見えます。
ティーチプリンジョズパフューム+強い七武海のドフラがオーソドックスで今後のCSでも一番の分布であると考えられます。が、今回バギーの地力が見られたということで北海道ではどんな変遷を見せるのか。
9ミホーク等の大型を採用する形もたまに見ますが流行らないと思います。あんまり強くないので。
ルッチが2番目のトナメ進出数で優勝ということもあり今後増えてもおかしくないデッキにはなりそうです。
そうなった場合ドフラ黒黄ティーチにどう勝つのか、構築でどう寄せるが見ものではありますがおおよそ今回優勝者のような、秘伝のタレ構築(ピンや2採用により採用種が多い構築)が正解に近そうです。
ルッチで綺麗な構築は目指したいけど勝ち切るのは難しそうに思います。僕個人の意見としてはそれでも黒黄ティーチドフラは不利なので使用したくはないと思っています。
他ティーチや黒黄、その他もろもろ構築的な話は特筆することがないのですがこの状況で紫ルフィ使う気持ちにはなれないので黒黄から4クザン抜いて良くないか??の顔だけしときます。
ぼくはそもそも不要だと思ってる派閥なんですがたぶん上手く使えていないだけです。
そういえばシャンクスの構築も僕の認識とは大きく異なるものでした。速攻が多く、8レイリーなしで5マルコ採用、イベントカウンターが多めでした。
ビルディングスネイクの不採用やベックマンの枚数が下げられていることが黒黄に対して大きく影響するかどうか、というところと8レイリーなしでのドフラ対面の2点でしょうか。
エネルやティーチには結構強そうに感じます。
ドフラへのガードかなり落ちている気はしています。
2.1有利不利と※これは個人の感想です
ドフラはジョズ採用で黒黄有利バギー有利、というか環境全部有利(エネルは知りません)で最強デッキ。という感想はもう変わりません。難しいよねっていうだけです。
ティーチ>黒黄ルッチエネル、黒黄>ルッチエネル、ルッチ>エネル
なのにドフラに対する勝率はティーチが一番低いせいでティーチかなりいいデッキなのに使用しにくいっていうところで間違いないと思います。
エネルはドフラにしか勝てないのがあまりにも怪しい。シャンクスは未知だけどポテンシャルありそう。自分で使う気は起きません。
有利不利だけで考えたら紫ルフィめっちゃ強そうなので北海道では是非とも勝ち上がってもらってと思ってはいます。
おおよそドフラ黒黄ルッチティーチの4択で決まりです。僕はそれ以外使いません。
3.北海道CSに向けたメタ予想
はいというわけで、北海道CSのメタ読みです。分布トップは当然ドフラです。
次いで黒黄、ルッチ、エネル、ティーチ、シャンクスとなります。北海道なぜかエネルマジで多いのが許せません(ほんまに許さん)
地域的な話でいえばこれくらいで基本は相場通りドフラが多く次点で黒黄が現状スタバ等でみられるようです(らしい)。
僕は旭川という田舎プレイヤーで北海道の拠点である札幌の分布がおおよその分布に近いと思われるため友人の偵察に頼るしかありません。
宮城でのバギーの躍進はありましたが札幌のトッププレイヤーたちの中でバギーはなしになっているようで周りの方々もその強いプレイヤーの感覚は参考にするだろうし僕自身も盲信しているのでバギーは多くないと信じています。
ドフラ黒黄のマッチアップがあまりにもプレイヤーによる所感が違いすぎるため黒黄への認識だけあやふやですが個人的な感想でドフラが有利な場合が多いだろうと認識してはいるものの有利になるためのプレイの土台は思っている以上に高いようで周りでもドフラで黒黄に勝ち越しができる人が多くないことからもおそらく同様にプレイヤーによる、そのうえで黒黄が勝ち越すパターンのほうが多そうであると予想しています。
そのため黒黄の分布は結構多いのではないかと考えています。
北海道はルッチプレイヤーも多くその影響からもデッキ選択としてはかなり安定しているのではないでしょうか。
ルッチも結構な割合いると考えていてこれも黒黄同様ドフラ側が有利ではあるもののそのプレイの土台が高いように感じているためです。
また、宮城優勝の構築のように9カイドウや5サボの採用によってティーチ黒黄にもある程度ガードは上がっており、負け確マッチアップにならなくなっているというところからもこちらもデッキの強度が高めです。
8.75環境で僕自身フラシをルッチで優勝しており、その際はナイトメアルフィの採用によって決勝黒黄対面でしたが順調に破壊していって勝ちをとっており、ナイトメアルフィの採用で黒黄対面にかなり優位とれるということもあってそこまで採用されるのではないかと予想しています。
とはいえどうあがいても秘伝のたれ構築になることは避けられず構築によるブレというのがドフラ対面でどう転んでくるか、どこまで許容するかと構築は難しそうですが分布の多さからある程度トナメ進出はいると思います。
まずメインはここまででこれを中心に考えていきたいところです。
構築的には宮城で結果を残したものがおおよその基盤となり、そこからまるっきり変わるようなことはなさそうです。
シャンクスがもしかしたらシンプルに8レイリーとかが採用された従来通りの構築でっていうくらいでしょうか。
個人的にドフラ考えると5.8レイリーは採用せざるを得ないと思います。7ひげは減らしてよさそう。
北海道的な話でルッチは宮城では採用されていなかったナイトメアルフィを上述の通り採用したほうがよいかなと。
ドフラはジョズプリンパフュームで11枠が必須になり、どこを削っていくのか、もしくはペローナティーチのどちらかを削るみたいな構築になるかなーと思います。
北海道ではフラシを見ていても紫ルフィの分布はすでに少なく、宮城の結果関係なくすでに見切りをつけている人が多いと思われ、黒黄がクザンを採用する理由があまりないような気がしていて(僕が浅いだけの可能性はかなり高い)3イワンコフを採用したエース2:2だったりにして、2000マキノは4採用し、自傷引きのムラを減らす丸い構築にしたりというのはよさそうです。
トナメ予想ですが、ドフラ6、ルッチ3,黒黄3,エネル2、シャンクス1、ナミ1、とします。シンプルにドフラが多そうなのに加えてルッチ黒黄エネルは専業が多そうでなんだかんだ勝ち上がるんじゃないかなと思っています。
ナミはいつみてもどっかしらに存在しているのを毎回確認していてもしかしたらそこそこいるのでは、、、?と。
現状のメタを考えると雑多環境であるがゆえに名も見ていなかったマイナーデッキが勝つのは相当厳しいのかなと思っています。いろんなデッキに勝てるマイナーデッキはそれ環境デッキです。マイナーデッキ好きな僕としては正直好きな環境ではありません。
4.現状のTierと僕自身のデッキ選択
現時点での僕の認識ではこのような形になっています。
分布的にもデッキの強度的にもおそらくこの並びです。左右差はつけていません。
ドフラがプリンジョズパフュームを搭載したことによって圧倒的リソース差をつけてこのデッキに勝つという動きができる山が存在せず今期明確にガン有利といえるのはエネルくらいではないかと思います。
が、エネルがそもそもルッチティーチめちゃきつい、黒黄も結構きついと環境上位のドフラの分布数よりもそれらの分布の合計数のほうが多いと考えられる以上使用するには愛が必要なデッキになっていることもドフラをトップへのし上げている要因になっているのかなと。
現環境はドフラを中心にそれに対してある程度勝率の取れるルッチ黒黄シャンクスで回りつつそれら及び雑多にかなり勝率の高いティーチで構成されており、ドフラに勝つぞという顔をしているボニーエネルバギーあたりがその周辺のデッキに負けるというなぞのドフラお守り隊状態になってしまっています。
このお守り隊の壁が厚く、雑多で勝つのが厳しいのが現環境の難しいところでしょうか。
とまあ、厳しいことはいったものの一応期待枠として複数の注目リーダーを用意しました。
こんなリーダーが!?ってよりかは中堅下位層ではあるもののまあなくはないかって感じの枠です。
僕的には特に黒紫ルフィ、赤黄サボ、青黄エース、カルガラあたりが推しです。もちろん中堅デッキなので当たり運も必要にはなりますがそれぞれ環境上位の何かしらには勝ち越すポテンシャルがあるので奮闘してもらいたいものです。
雑多環境というのも相まってそれぞれがそれぞれに対しての有利不利というものが人によって結構変わるこの環境、自分の持ち込みが一番勝率とれると信じて挑むものだと思います。
違う感覚の方も結構いるかもしれませんが僕自身の有利不利認識をざっとまとめました。
青ドフラミンゴ
有利ほぼ全部
五分黒黄(正直わからん)
不利ボニー(微)、エネル
ドフラは一番のパワーデッキですが使ってて思ったのは上位層のどのデッキにも負けれるなと思えてしまうところくらいでしょうか。上手い人はその感覚のゲームも殴りのうまさでカバーできているのでまあ最強からは不動かなと。
黒黄ルフィ
有利ルッチ
五分エネルバギー
不利ティーチシャンクスボニー紫ルフィ
こちらもまたかなり強いデッキなのに感覚的にはきついの多いんですよね。ティーチ以外の五分以下にはいうても負け確ではないというかこれはどちらかというと対面側の黒黄理解や黒黄側の練度で拾うことが多いのかなと思います。逆にこのデッキ以外を使用する人は黒黄対面は特に練習を積むべきでしょう。
不利多いように見えますが正直ほとんど五分において差し支えないと思ってますし実態は勝ち越すのかもなって思ってこれは僕自身の黒黄の浅さによります。
なんかつええんだよなって感覚ですがなんかつええがずっと感じてしまうせいでトップティアです。
黒ルッチ(CP0)
有利シャンクスボニーエネル
五分バギー紫ルフィ
不利ドフラティーチ
こちらは不利は明確に不利だが五分以上にはある程度勝率があり、有利対面の特にボニーエネルあたりにはえぐいくらい負けないのが良いところでマッチアップ次第でイージー上がりも見えます。使う理由かなりある。なんだかんだ不利とはいえ勝つゲームも多いんでドフラすらも全然いけます顔できるのはよいところですね。
赤シャンクス
有利バギーボニー(諸説)ティーチエネル(諸説)黒黄
五分
不利ドフラナミルッチ
有利めっちゃ多く見えますがまじで諸説はかなりあります。構築に寄りすぎるしどう転んでも引きムラがずっと目立つのが難点です。ムラなければ最強まであるので。
ただ、デッキ性質が強く当たってる対面多いしいいよなって感じています。
直近であれ?これ強すぎねえかみたいな構築が生まれてしまったのでエリアが楽しみです。僕は使わないんですけど
黒ティーチ
有利エネルルッチナミ
五分紫ルフィバギー
不利ドフラ
ドフラさえよければかなり最強デッキよりです。その肝心のドフラをよけるのが不可能なのでそれが問題なわけですが。
僕が最近使用していたものだとマジでドフラ以外全部勝てるんじゃないかと思えるくらい強かったですがまあドフラだけまじでドフドフしてくるのでドフっています。
対面理解の低いドフラには勝てるということや野良のリーダー効果が外れてくれたゲームは結構拾えることがあるため祈りながら使用する択はあります。
デッキ選択について
以下は割愛します。いうても結構ふわふわな有利不利だと思っていただけると幸いです。エリア直前に全部は触り切れないためかるい所感とエアプ考察によるものが多いです。
雑多環境なせいでふわふわ認識なのと今期は出力幅のせいで有利多いのに使えないデッキとかが多く、それらに振り回されつづける気はしますが僕はもうシートベルトは締めました。
これらを踏まえ、僕のデッキ選択は安全運転のドフラor黒黄の2択となりました。
僕の考え方にはなりますが完璧なプレイをできる場合に一番強いデッキを選択すべきだと決めていて、プレイハードルは自身で越えるべき、越えていかなければいけないと思っているので単純なデッキの強度とプレイによる負け対面のなさを重視しました。
ただ、まだ僕の中でドフラ対黒黄のマッチアップがお互い完璧な場合どちらが転ぶのか予想がつかない、というかどんだけ時間をかけても答えにはたどりつかないほど両デッキが難しいので今はこれまで一回も使用したことのなかった黒黄をここ最近になって履修し、納得がいくプレイまで行ければ黒黄、いかなければドフラかなと考えています。折衷案的妥協案ですがこれはどうしようもないです。
まあ正直黒黄おもろすぎて黒黄使いそうです。
これまで難しすぎて一瞬触って無理無理やめやめと逃げていたつけが回ってきていますがそれ以上におもろすぎて無限にやっています。
ルッチティーチシャンクスもデッキとしてはかなり強い方ですがどう転んでもブレから逃れることができなそうで、そこそこ使ってはいますがそれを解消するなにかをつかめてはいません。
もう時間もなくそれを探す時間があるなら択デッキの練度上げに専念。
最後に
ここまでお読みいただきありがとうございました!
実は、この記事で宮城エリアの配信内容についてのプレイの分岐など分析しながら振り返りまで書くつもりでした、あまりに膨大な文章になってしまったので、二つに分けることになりました!
またそちらの記事も近日中に公開予定ですので、ぜひよろしく頼みます!