今回は北海道エリアチャンピオンシップで準優勝した「きなこ」選手の青ドフラ解説記事になります。
彼は文章を書くのが得意ではない為、僭越ながら私シンジがきなこさんに話を聞きながら代筆させて頂きます。
1.デッキレシピ
ワンピースカードゲーム公式Xより引用
このレシピに至った経緯から行きましょう。
触り始めは↑のレシピから始めました。
変更点をフィーチャーしていきます。
分布予想と構築の変遷
北海道エリア予選では黒黄と青ドフラが多いと考えて構築しました。
青ドフラ 3割
黒黄ルフィ 1.5割
赤シャンクス 1.5割
黒ルッチ、黒ティーチ 1割
その他3割
と予想。
しかし実際当日にあたった対面は、
1回戦 黄緑ヤマト
2回戦 黒黄ルフィ
3回戦 赤シャンクス
4回戦 黒ティーチ
5回戦 赤シャンクス
6回戦 黒黄ルフィ
7回戦 黒黄ルフィ
8回戦 黒ティーチ
トナメ
1回戦 黒ティーチ
2回戦 赤シャンクス
3回戦 青ドフラ
4回戦 黒ティーチ
分布予想を完全に外したうえで勝つきなこ選手が最強です。
黒黄対面のみが厳しく他対面は構築から寄せる必要なしと判断。
黒黄を相手にすると相手の顔を殴れる高打点のキャラが欲しいのですが、ゲームレンジが長くなるために6ハンコックの1ターン止めでは力不足でした。
また、青ドフラミラーの際に6ジョズの存在で出しにくいのもネックでした。
その為に6ハンコックを不採用にし、黒黄相手に5コスト帯を戻しながらマウントを取る為6ジョズ採用。
素引きに頼る上に複数出す試合も多かったので4枚採用に決めました。
三千世界は6ジョズと中盤に盤面でのマウントを取る仕事が被っていたので不採用になりました。
黒黄対面必殺の4プリンも素引きに頼る為4枚採用、序盤から強くない4モリア1枚と2000カン1枚から枠を捻出。
採用2000カンは最優先は初動になるバギーが最優先。次に優先は4ローでした。
ミラーの先行時に2000カンの中で一番出して強いからです。
相手の手札を減らしながらこちらの顔に来る事を強制するので2000カンの中では一番リソース差をつけれます。
クロコダイルとミホークは悩みました。
クロコダイルは出てきた時の効果が弱いのでほぼ5000バニラな点が気になりました。
ミホークは強くはないですが、触りにくい七武海じゃないカードに触りやすくしてくれるためクロコダイルよりましという結論になりました。
ここに書かれていない他のカード達は過去の僕の記事にありますので、気になる方はそちらをご覧ください。
2.各対面の進行・立ち回りについて
前提
まず有利不利については、
全体面有利(きなこ談)
マリガンについては、
全対面2ティーチと6000打点かジンベイ
そもそも自分動きを通すことが最重要なので、ほかの札とのバランスももちろん見ますが基本はここを抑えればOKです。
赤シャンクス対面
シャンクスはこちらの面展開に追いつかないので、イケイケゴーゴー顔面パンチをして大型を複数並べられる前に殴り切ることを目指します。
大型を出されなければ勝ちな上に非カンも少なくないので、ライフを受けてたまった手札にプリンを投げてあげれば配信と同じようになります。
話題のレッドホーク入りのシャンクスについて
先2などの相手の2ドンが浮いているタイミングで2ティーチを出すのが一点。
レッドホークで面を取られない様に先にキャラにドンをつけてから殴ったり、
山上に4ハンコックが確定の場合はリーダーから殴ってドンを節約したりします。
まぁたしかに既存の構築に比べれば厳しいけども、俺に勝ち越せるほどではないね(きなこ)
青ドフラミンゴ対面(ミラー)
俺が最強なんで有利(きなこ談)
相手より多くのアタッカーを用意することを意識して、4ロー、6ジョズ、2ティーチを駆使して戦いましょう。
ひたすらに相手より面を強くすることを意識し続けてください。
顔に行くのは最後。
黒黄ルフィ
この対面はマリガンでプリンを探します。
リーダーで相手の顔に行くことはせずに、アクティブのキャラを作り続けます。
目安としては4ターン目位に7000程度の手札二枚要求のアタックを1回した後にプリン出して滅茶苦茶にする。
その次のターンに今まで立ててきたキャラ達で一気に殴ってボコボコにします。
黒ルッチ
面に当たることなどせずに相手のライフをしっかりと削ることを意識してください。
面に当たることは本当に論外です。
ジンベエ2回も出せればおおむね勝ちます。
3.最後に
今回はきなこさんに話を聞きながら書いてきました。
彼は普段プレイを言語化しないプレイヤーなので僕に説明するのもかなり苦しんでいました(笑)。
数をこなして何度もしっかりと考えながらプレイしてきたおかげで、
ある程度無意識に正解の選択肢を取ることが出来るんだと思います。
彼が今回何度も言ったのは「強い動きをなぞるだけのデッキじゃないからなぁ」でした。
すべてとは言いませんが、手なりでプレイする前に一度胸に手を置きしっかりと考えてやるのが重要とのこと。
さっくりとした内容にはなりましたが、最後になりますがきなこさんおめでとうございます!