ワンピースカードゲームのデッキ構築をどうすればいいのかわからない方も多いでしょう。そこで、この記事では初心者でも簡単に取り組めるデッキ作りのステップを詳しく解説します。お気に入りのカードを選ぶところから、デッキの強みと弱みを見極め、バランスの取れたオリジナルデッキを完成させるまでのポイントをお伝えします。
ワンピースカードデッキの作り方・組み方
ワンピースカードデッキの作り方は人それぞれ異なりますが、ここでは初心者が組みやすいデッキ構築方法をお伝えしていきます。
自分が使いたい“1枚”のカードを選ぶ
まず、「このカードは使いたい!」と思う1枚を選びましょう。リーダーカードだけでなく、キャラカード、ステージカード、イベントカードなど、どのカードでも構いません。
理由も、「キャラが好き」「強そう」「イラストが良い」など、自分の気持ちに素直になって決めると良いでしょう
もし、カードを変えたいとなったら後から変更できるので、楽しみながら選んでいくことが大切です。
選んだカードの強みと弱みを挙げる
次に、選んだカードの「強み」と「弱み」をリストアップしてみましょう。チェックするポイントの例としては、以下が挙げられます。
- コスト
- パワー
- カウンターの有無
- 属性
- 効果の特徴
このように、最も使いたいワンピカードの強みと弱みを理解することで、
「コストが高いから序盤でも使えるコストの低いカードを追加しよう」
「パワーを強化できるカードを追加しよう」
「この効果を活かすために〇〇のカードを追加しよう」
といったアイデアが浮かび、デッキ全体の方向性が明確になります。
この作業に時間をかけて深く掘り下げることで、後のカード選びがスムーズになり、よりバランスの取れたデッキを構築できます。
強みと弱みを理解せずにデッキ構築を進めてしまうと、バランスが崩れたデッキになりがちです。初心者の方でも、簡単な特徴から始めてじっくりと取り組んでみてください。
選んだカードと相性の良いカードを選ぶ
選んだカードの強みと弱みがわかったところで、カードと相性の良いカードを選んでいきましょう。ここでは、「強みを活かせる」と「弱みを補える」カードを選ぶことが重要です。
まずは、強みを引き出せる相性の良いカードを選ぶことで、どのように勝利に導くか、どのような戦略を持つかといったデッキの軸が決まります。
次に、弱点を補うために相性の良いカードを見つけましょう。弱点を補うことで、デッキの安定性が増し、完成度が高くなります。
どちらかと言うと、弱みを補うカードよりも強みを活かすカードを優先的に選んでいくことが大切です。
選んだカードのサポートカードを選ぶ
オリジナルデッキの完成度をさらに高めるために、相性の良いカードだけでなく、それらをサポートするカードも選んでみましょう。
例えば、「それらのカードを手札に加えることができるカード」、「特徴を活かせるカード」などです。
このように、カード同士の相性などを派生させていくことで、デッキをより強固なものにできます。
マナーカーブを意識してデッキバランスを整える
カードゲームの用語に「マナカーブ」という言葉があります。これは「マジック:ザ・ギャザリング」から生まれたもので、コストごとのカード枚数をグラフにした時の曲線を指します。
「マナカーブ」を意識してデッキを構築していくとデッキのバランスが良くなりやすいです。
具体的に各項目を数字に落とし込んだものが以下の通りです。
コスト | 枚数 |
---|---|
1コスト | 4枚 |
2コスト | 18枚 |
3コスト | 7枚 |
4コスト | 8枚 |
5コスト | 8枚 |
6コスト | 0枚 |
7コスト | 4枚 |
8コスト | 2枚 |
コスト | 枚数 |
---|---|
1コスト | 7枚 |
2コスト | 12枚 |
3コスト | 10枚 |
4コスト | 8枚 |
5コスト | 6枚 |
6コスト | 4枚 |
7コスト | 2枚 |
8コスト | 1枚 |
ワンピカードでは、特に「2~3コスト」のカードが多くなるように意識すると、デッキ全体のバランスが良くなると言われています。
特に初心者の方には低コストカードが扱いやすいため、このマナカーブを意識することをおすすめします。
構築したデッキで対戦してみる
デッキを作成できたら、対戦してみましょう。一度も対戦せずに完璧なオリジナルデッキを作るのは難しいです。実際に対戦することで、デッキ構築時に気づけない改善点が見つかります。
対戦することで得られる気づき:
– 予想以上に使わなかったカード
– 予想以上に活躍したカード
– 相手に使われて困るカード
– 相性の良いコンボ
– 強みや弱みが出る場面
– 自分のデッキが苦手な相手のデッキ
これらの気づきをもとにデッキを改良していくことで、より使いやすく強力なオリジナルデッキに仕上げることができます。
例えば、出番が少なかったカードは枚数を減らしたり、別のカードに入れ替えたりします。また、相手に使われて困るカードの対策を考えることも重要です。
デッキを調整する際は、少しずつ変更していきましょう。大幅に変更してしまうと、次の改善点の原因が不明確になりやすいです。
ワンピースカードデッキ構築のコツ
ワンピースカードのデッキ構築についてお話してきました。ここでは、デッキ構築する上でのコツについてお伝えします。
スタートデッキを自分色に染める
ワンピースカードには、購入後すぐに遊べる「スタートデッキ」と呼ばれる既に構築済みのデッキがあります。これらのデッキには主役となるリーダーがおり、それぞれ独自の特徴を持っています。
この「スタートデッキ」をもとに自分の好きなようにアレンジしていくと、初心者のうちはデッキを作りやすくなります。まずは、好きなリーダーの拡張パックを購入してデッキをさらに強化していきましょう。
スタートデッキのコンセプトは大まかに決まっているので、それに合ったカードを拡張パックから追加します。具体的な方法は上記でお伝えしたとおり、強いや弱みを洗い出し、相性の良いカードを組み合わせていきます。
コンセプトや軸を決める
ワンピースカードには複数のリーダーカードが存在しています。
リーダーの特徴によって大まかなデッキのコンセプトが決まるので、それに合ったカードを選ぶようにしましょう。
また、戦い方もリーダーやコンセプトによって異なるので、方向性をブラさずにカードを組み合わせていく必要があります。
できるだけ強いリーダーカードを選ぶ
これは当たり前のように聞こえますが、リーダーカードは常に場に出ているため、できるだけ強いリーダーカードを選ぶと強力なオリジナルデッキを作りやすくなります。
しかし、強いカードを選ぶことに集中しすぎると、自分が好きなカードを選べなくなるので、最初は自分の心に従うほうがゲームを楽しめるでしょう。
カウンター値を持つカードをデッキに入れる
カウンターフェイズでは、相手の攻撃を防ぐためにイベントカードだけでなく、カウンター値を持つキャラカードも使用できます。カウンター値はドン!!を消費せずに使えるので、カウンター値を持つキャラを多くデッキに入れると防御がしやすくなります。
現在、カウンター値には「0」「+1000」「+2000」の3種類があり、デッキ全体でカウンター値の合計が40000以上になることを目標にしましょう。目安としては、カウンター値+2000のカードを12枚、カウンター値+1000のカードを16枚入れるのがおすすめです。
最初はカウンター値の重要性がわかりにくいかもしれませんが、対戦を繰り返すうちにその重要性が理解できるようになるでしょう。
ワンピースカードデッキ構築のルール・注意点
ここでは、ワンピースカードデッキを構築するためのルールや注意点を解説します。
リーダーカードと色を揃える
デッキはキャラ、ステージ、イベントカードの3種類で構成されており、それぞれリーダーと同じ色でなければなりません。
リーダーと異なる色のカードはデッキに入れられないので、注意しましょう。
デッキ枚数は50枚に統一する
メインデッキの枚数は50枚と決まっています。
ただし、リーダーカード+デッキ(50枚)であることに注意しましょう。
同じカードは4枚までにする
ワンピカードカードゲームでは、デッキに同名のカードを何枚入れても大丈夫です。
しかし、同じカードナンバーのカードは最大で4枚までと決められています。絵柄が異なっていても、カードナンバーが同じなら4枚までしか入れられないので注意しましょう。
まとめ
ワンピースカードデッキの構築は初心者にも楽しめるように、自分が使いたいカードを選ぶことから始めます。選んだカードの強みと弱みを理解し、それを補完するカードを加え、バランスを整えます。特に「マナカーブ」を意識することで、デッキの安定性が向上します。対戦を通じてデッキを微調整し、強力なオリジナルデッキを目指しましょう。