ワンピースカードゲームでは、登場時やKO時に発動する効果がバトルを大きく左右します。この記事では、「登場時効果」や「KO時効果」、さらに「効果でKOされない」の意味や知っておくべき重要なルールを解説します。
ワンピースカードの登場時効果
登場時効果とは、キャラクターやステージカードが場に出たときに発動する効果のことです。
発動条件が整っている場合、基本的にこの効果は発動しなければなりません。ただし、次の二つの場合に限り、効果を発動しないことができます
➀効果の対象が存在しない場合
➁「~することができる:」という条件がついている場合
このように、特定の条件下では登場時効果を発動しない選択が可能です。
効果の対象がいない場合
登場時効果の対象がいない場合について説明します。
例えば「トレーボル」の【登場時効果】には、相手のレストのコスト5以下のキャラ1枚までをKOする効果があります。
しかし、相手のレストにコスト5以下のキャラが存在しない場合、この効果は発動できません。この場合、登場時効果は発動せずに、キャラクターを場に出すだけになります。
このように、効果を発動させる対象がいないために効果が発動できない場合は、発動しなくても問題ありません。先に述べたように、登場時効果は基本的に条件が整っているときには必ず発動する必要があります。
効果の「~できる:」の発動条件がある場合
「~することができる:」という表現は、効果を発動するための条件を示しています。これは効果を強制的に発動するのではなく、プレイヤーが選択できる効果です。
つまり、「~することができる」アクションを行った後、:の後に記載されている効果を発動することが可能です。
例えば「モンキー・D・ルフィ」には、自分の手札2枚を捨てることができる:コスト4以下のキャラ1枚までを、持ち主の手札に戻す。その後、このキャラは、このターン中、【ダブルアタック】を得るという効果があります。
この場合、自分の手札2枚を捨てることで、コスト4以下のキャラ1枚まで持ち主の手札に戻すことができ、このターン中、【ダブルアタック】を得ることもできます。
他にも「~することができる」の具体例を挙げると、次のようなものがあります。
– 自分のライフ1枚を手札に加えることができる:
– (コストエリアのドン‼を指定の数レストにすることができる):
– 自分のキャラ1枚を持ち主の手札に戻すことができる:
– ドン‼-○(自分の場のドン‼を指定の数ドン‼デッキに戻すことができる):
– 自分の手札○枚を捨てることができる:
– 自分のトラッシュの『CP』を含む特徴を持つカード○枚を好きな順番でデッキの下に置くことができる:
– 自分のライフの上か下から1枚をトラッシュに置くことができる:
– 自分の手札から【トリガー】を持つカード1枚を捨てることができる:
このように、「~することができる:」は任意で発動する効果を示し、発動条件を満たしていない場合や発動したくない場合は効果を発動しない選択も可能です。これは、登場時効果でも起動メインの効果でも同じです。
ワンピースカード「効果でKOされない」とは?
キャラクターの効果「効果でKOされない」とは、特定のキャラが持つ特性です。この効果を持つキャラクターは、他のカードの効果によっては倒されません。
具体的には、キャラクター効果、イベントカードの効果、ステージカードの効果ではKOされないということです。つまり、このキャラクターを倒す唯一の方法は、バトルで勝つことだけです。
ただし、「<相手のターン中>」などの条件が付いている場合、カウンターイベントカードやトリガー効果を使って倒すことが可能です。
ワンピースカード「バトルでKOされない」とは?
この効果は非常に強力なので、多くの場合、特定の条件下でのみ発動するようになっています。
例えば、特定の特徴や属性を持つとき、ドン×1があるとき、特定のキャラが場に存在しているときなどです。以下のようなカードがあります。
ワンピースカード「KO」とは?
ワンピースカードゲームのKOには2種類あります。
- バトルに負けてトラッシュに送られる場合
- 「KOする」と書かれたカードの効果でトラッシュに送られる場合
この2つのケースのみがKOとみなされます。それ以外の場合は、単にトラッシュに移動したと表現され、KOとはされません。
KOの2パターン
ワンピースカードゲームのKOには以下の2つのパターンがあります。
- バトルに負けてトラッシュに移動: これは、相手とのパワー比べに敗れてトラッシュに送られる場合を指し、KOされたとみなされます。
- KOと書かれたカードの効果でトラッシュに移動: カードに「KOする」と明示されている効果によってトラッシュに送られる場合もKOとみなされます。
例えば、上記のように「KOする」と書かれたカードの効果の例があります。
一方、「トラッシュに置く」と記載されているカードの場合は、単にトラッシュに移動するだけで、KOとは見なされません。
KOかどうかが重要な理由は、KO時に発動する効果が影響を受けるためです。
KO時効果(シャーロット・ペロスペロー【SR】{OP03-113})
KO時効果とは「自分のキャラがKOされた時」に発動する効果のことです。
前述のように、KOは「相手とのバトルに敗れてトラッシュに送られる場合」と「KOと記載された効果でトラッシュに送られる場合」にのみ発動します。
例えば「シャーロット・ペロスペロー」の場合、KOされた時に自分のデッキの上から3枚から特徴《ビッグ・マム海賊団》を持つカード1枚までを公開し、手札に加えることができます。
まとめ
ワンピースカードの登場時効果やKO時効果について解説しました。効果の発動条件や「効果でKOされない」特性を持つキャラの特徴など、ゲームを楽しむための重要なポイントを詳しく説明しています。これらを理解して、戦略をさらに深めましょう。