初めましてたくぽんです
今回は9/21~22に開催される「Shadowverse EVOLVE Grand Prix 2024 Autumn 千葉」のサイドイベントで開催されるBO3Challengeの戦い方、気を付けることなどご紹介できればと思います!
BO3はJCSの対戦形式としては使用されていますが、JCS以外のイベントで使用されるのは今回が初めてです!
とても面白い対戦形式なのでこの記事をみて少しでも興味を持ってもらえると嬉しいです!
そもそもBO3ってどういうルールなの?

BO3は 2つの構築戦デッキを使用して対戦を行います。
対戦は最大3回実施され、先に2試合を勝利したプレイヤーが対戦の勝者となります。
1度勝利したデッキは使用できないので、準備をした2つのデッキすべてで勝利することが必要です。
つまり、練習量が2倍(デッキ2つ分)、1本負けても残り全部勝てば勝てる等、普段よりも考えることが爆発的に増える対戦形式になります。
BO3Challengeで気を付けること
間違いなく対戦時間です。
普段GPで使用されている制限時間は「30分」ですが、BO3Challengeの試合時間は「60分」しかありません。
最大3試合をする可能性がある対戦形式なので、普段と同じ制限時間の感覚でやっていると時間切れ両者敗北が多発してしまいそうです。

勿論対戦中に考える時間は必要ですが、制限時間両者敗北になってしまうと元も子もありません。
①プレイヤー同士が円滑にコミュニケーションを取る (時間を使いすぎだなと思ったら対戦相手に伝える)
②諸々の所作を早くする (デッキカット、ヘルス変更時のサイコロ置き、ターンの受け渡し)
③負け確盤面で投了する (盤面が除去できず返しのターンで攻撃されるだけでリーサルみたいな状況)
上記のような行動を実施して使っている時間を1秒でも減らせるとより円滑に対戦をすることができると思います!
BO3のデッキ選択
ただ強いデッキを2つ持ち込むだけではなく、BO3ではデッキ選択にも幅が広がると思っていますのでその例を紹介させていただきます。
・デッキ選択


デッキパワーで押し切る
例:トップシェア系統のデッキ×2
→ コンセプト 勝率の高いデッキで期待値稼働
・メリット
シンプルにデッキパワーが強いため勝率が安定しやすい
・デメリット
構築が相手に読まれやすい、メタられやすい


特定のデッキを破壊する
例:アグロ(速攻)系統のデッキ×2
→ コンセプト 序盤なめてるデッキを徹底的に破壊する
・メリット
対戦相手のデッキが1つでもアグロを通すような構築になっていた場合、かなり勝率が高い
・デメリット
メタのデッキが相手のデッキ選択に入っていない場合、大きく勝率を落としてしまう
上記のような考え方をすることができます。
2つのデッキを使用できることから、Aのデッキには100%勝てるデッキとA、Bどちらにでも50%で勝てるデッキを持ち込むなどBO1の時よりもデッキ選択に戦略がありとても面白いです。
BO3のデッキ構築
デッキ構築もBO3になることによって変化する部分があります!
その例もご紹介できればと思います。
① ○○は捨てる
構築の段階で○○対面は捨てる、○○を構築から切る等、選択をすることができると思っています。
何故そんなことができるの?
BO3は1度敗北しても、もう一方のデッキに2デッキとも勝てればそのマッチには勝利することができるので
構築段階で採用するを絞ったり、全方位に勝率を上げるのではなく一定のデッキに勝率を上げる構築にすることが可能です!
BO1でもこの手法を取ることはできますが当たった瞬間に負け、マッチの敗北となることは避けたいですよね。
ですがBO3は1本負けてもまだ2本チャンスがあります。
尖った構築にすることで相手の意表を突き、意識外からの一撃を狙ってみるのも一つの戦略ですね!


② 1枚だけ○○を採用する
BO3は同じデッキで複数回戦う可能性があるので、対戦相手に当然デッキの中身がある程度把握されてしまいます。
1戦目でAのデッキにエンジェルバレッジを採用しているのが対戦相手に把握された場合、2戦目に戦う際には当然見えたカードの情報が頭にチラつきます。
そうなった場合、該当のカードをケアするために展開が弱くなったり、別択を取る可能性があります。
1%でも勝率を上げるためにはとても有効な方法であり、複数回対戦するBO3ならではの戦略だと思います!

まとめ
以上、サイドイベントBO3 Challengeのススメになります。
普段ない対戦形式なので少しでもこの記事を読んでサブイベントに興味を持ってもらえたり、実際に参加する選手の役に立てれば幸いです。
簡単な紹介にはなりましたが、ご覧いただきありがとうございました!

